ベトナム 世界遺産の都市 フエ&ドンホイの旅⑤

e382a4e383a1e383bce382b8e291a21フエの宿泊は、Pilgrimage Village boutique resort&spa
(ピルグリミッジ ビレッジ)。古都の世界遺産観光が
楽しめるフエ中心部から、車でわずか15分ほど。

e382a4e383a1e383bce382b8e291a01e382a4e383a1e383bce382b8e291a11e382a4e383a1e383bce382b8e291a3e38397e383bce383ab世界遺産はもちろん、せっかく中部に来たのだから
ぜひリゾートステイの気分も楽しみたい、という人に
オススメのリゾートホテル。ホテルの門をくぐれば、
まるで別世界を訪れたような静寂と樹々に囲まれた
スペースが広がり、施設内を散策するだけで自然と
触れ合うことができる空間です。

e38381e382a7e38383e382afe382a4e383b3e5a0b4e68980e291a1e38381e382a7e38383e382afe382a4e383b3e5a0b4e68980e291a0e3818ae38197e381bce3828a到着時、チェックインする前にはおしぼりとウェルカム
ドリンク、ウェルカムスイーツなどもいただけて、
とにかくなかなかサービスがステキ! そういうところ
にうるさい日本人も納得なのではないでしょうか?e382b9e382a4e383bce38384e291a0e382b9e382a4e383bce38384e291a1

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ベトナム 世界遺産の都市 フエ&ドンホイの旅⑥

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ビレッジ)のコテージタイプの部屋は、天然素材や材木
などをふんだんに使った建物で、天井が高く温かみも
ある空間。プライベートプールが付いたタイプなども
あり、ここでの宿泊が旅の目的というのもアリかも。

e382b9e38391e291a0e382b9e38391e291a1e382b9e38391e58685こだわりのスパ施設や、ヨガ、チャクラバランシング
などのアクティビティも充実。朝食をいただくための
レストランも、メニューがいろいろあってイイ感じです。e69c9de9a39fe383ace382b9e38388e383a9e383b3e5a496e8a6b3e69c9de9a39fe383ace382b9e38388e383a9e383b3e58685e8a6b3e38391e383b3e38391e383b3e585b7e69d90e69c9de9a39fe79abf

広大な敷地内で日常を忘れて、思いっきりリゾートを
堪能しちゃいましょう! ちなみに、世界遺産観光など
が楽しめるフエの中心地までは、ホテルから無料
シャトルバスが出ているとのことですよ。

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ベトナム 世界遺産の都市 フエ&ドンホイの旅⑦

e3839ce383bce38388e4b8a6e381b6e6b0b4e99da2e381abe888b9e5b79de8bebaフエの中心部を流れるのは、ラオスとの国境付近から
南シナ海に通じるフォーン川。新市街と旧市街を二分
するこの川の周辺には整備された散歩道があり、
川辺の散策を楽しむ人も多い。新市街・旧市街の
往来のためのチャンティエン橋は、夜にはライトアップ
され、地元の若者たちが夕涼みを楽しむ風景も。
今回は、夜景ではなく朝のフォーン川をのんびりと
ドラゴンボートで渡り、のどかな風景を味わいながら
郊外のティエン・ムー寺の観光へと向かいます。

e3839ce383bce38388e291a1e3839ce383bce38388e291a0ボートは数人だけ乗れるタイプのものから、団体用の
比較的大きなものまでいろいろ。小さいものの場合は、
どうやら持ち主の家族がこのボートで暮らしている
ようで、我々が乗ったボートには結婚式の時の写真が
貼ってあり、奥では赤ちゃんが寝かされておりました。

e888b9e58685船内にはお土産の品も乗せてあり、一応「できれば
買ってね」的なアナウンスもありますが、こちらは
スルーしても全然OKです。e8889fe381abe38184e381ac

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ベトナム 世界遺産の都市 フエ&ドンホイの旅⑧

e588b0e79d80e5a194ドラゴンボートでフォーン川を散策しつつ、フエ郊外
のティエン・ムー寺に到着。こちらのお寺は、1601年
に建立された400年以上の歴史を持つお寺で、
フエ最古の寺院。

e382a4e383a1e383bce382b81言い伝えによれば、その昔、1人の老婆が丘の上に
現れ、人々に「いつかここに真の主がやって来て、
強力な国をつくるために寺を建てるであろう」と予言
する。そして、その時の老婆が実は天女だったという
伝説が残っており、その伝説にちなみ“天姥(ティエン・
ムー)寺”と名付けられたのだということ。

e9b3a9e5ba83e5a0b4e6a48de789a9フエを象徴する存在であるティエン・ムー寺は、観光客
はもちろんのこと、地元民にもとても愛されている場所。
中国風の塔・トゥニャンや、その塔の奥に広がる庭園、
寺から望むフォン川など美しい風景が魅力的。

e8bb8aまた、弾圧に抗議し焼身供養した僧侶が、その時まで
乗っていた車も展示されています。僧侶の身体は
焼けてしまったけれど心臓は形を残しており、その写真
が“不滅の心臓”としてパネルになっています。

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ベトナム 世界遺産の都市 フエ&ドンホイの旅⑨

e99680e8a898e5bfb5e692aee5bdb1e382abe383bce38389かつて3つの王朝の首都が置かれていたフエでは、
1993年、ベトナム初の世界遺産として王宮・帝陵、
寺院などの建築物群が登録されました。中でも、
特に143年・13代に渡り栄えた最後の王朝・グエン
王朝の隆盛の歴史を感じるのは、何といっても
グエン朝王宮です。

e291a5e382a4e383a1e383bce382b8川に囲まれた広大な敷地内には巨大な城壁が
あり、その周辺を囲む堀がありと、かつての栄光と
共にベトナムが辿ってきた歴史をひしひしと
感じさせる場所でもあります。

e38395e383a9e38383e382b0入口向かいには三段からなるフラッグタワーが!
これは上から「天」「地」「人」の意味を持つそうです。

e291a0e99680e291a1e9b3a9e291a2e9af89e291a3e4bc91e686a9e68980e291a4e5bbbae789a9e291a6e382a4e383a1e383bce382b8敷地内には、中国の紫禁城を真似て作られたと
言われる太和殿(ベトナム戦争で焼失したため再建/
中は写真撮影が禁止されています)をはじめ、
1826年に建設されたベトナム最古の劇場・閲是堂、
カイディン帝の命で建てられたグエン朝の人々が
読書をしていた場所・四方無事楼など、見所が満載。
ベトナム戦争の打撃を受け跡地となってしまった
ところも多いのですが、現在は修復もかなり進み、
往事の姿を見せてくれるところも増えています。

e291a7e5bbbae789a9e291a8e58a87e5a0b4e291a9e587bae58fa3e99680歴史の重みを感じつつ、歴代皇帝たちに想いを
馳せてみずにはいられない空間です。

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ベトナム 世界遺産の都市 フエ&ドンホイの旅⑩

グルメに関して、フエと言えばまずは宮廷料理が
挙げられますが、料理をより一層おいしくいただく
ために欠かせないビールにも、フエならではの
味があります。

e793b6それは、フエの地ビール・Huda(フダ)ビールです。
他の地域にはあまり出回っていないということで、
フエを訪れたならぜひ味わってみてください。

e7bcb6e586b7e894b5e5baabe58685ちなみに、こちらはカールスバーグが親元らしく、
デンマークの技術のもと作られているので、比較的
万人受けする味わいとのこと。やはり現地でそこの
料理と空気を感じて飲むのが一番ですが、
どうしても日本で飲んでみたいという人には、通販
で扱っている店もあるようです。

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ベトナム 世界遺産の都市 フエ&ドンホイの旅⑪

宮廷文化の粋を極めたフエを堪能した後は、
フォンニャケバン国立公園が世界遺産になっている
ドンホイへ向かいます。

e6a98be585a8e699af今回はその途中、フエ郊外にあるDMZ(De-Military Zone)
を見学します。DMZとは非武装地帯のことで、戦時中に
作られた境界線の名称です。

e4babae5bda2e4bc9ae8adb01954年のジュネーブ協定により、1976年までの22年に
渡り、ベトナムは南北に分断されていました。この22年
という長い間、DMZとなっていたのが、フエから北に
約100キロ、北緯17度線付近のベンハイ川周辺です。

e38395e383a9e38383e382b0e382bfe383afe383bce6a98be381abe7ab8be381a4e2809ce8b6b3e2809d川の北側にはフラッグタワーがそびえ立ち、当時川に
架かっていたヒエンルオン橋が今も保存されています。
歩いて渡ることも可能で、実際に橋を歩いてみると
ブルーとイエローに色分けされた橋の中央には、
たった一本の白線が…。この白線が南北分断地点
(国境)だったと考えると、こうして気軽に撮影など
できる現在が、どれだけ幸せな日常なのかと感謝の
気持ちが湧いてきます。

e8a898e5bfb5e381aee99680e8a898e5bfb5e9a4a8e5a496e8a6b3e8a898e5bfb5e9a4a8e58685e291a0e8a898e5bfb5e9a4a8e58685e291a1統一後に建てられた“統一の希望の塔”や、当時の
資料を数多く展示した記念館も見ることができます。

efbc92e381a4e381aee6a98b現在、当時の橋の隣には、実際に使用されている
近代的な橋が作られており、自動車やバイクが
ビュンビュン往来しています。残された橋の上に佇み
それを眺めていると、日本人の私でさえも感慨深い
ものがありました。

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ベトナム 世界遺産の都市 フエ&ドンホイの旅⑫

ヒエンルオン橋周辺を見学した後は、続けてDMZの
すぐ北側に位置する、ヴィンリンというかつての激戦地
へも足を運びました。ここには、地域住民が空襲から
逃れ生活していた地中都市としてのトンネルが
造られており、ビンモック村のトンネルが今もしっかりと
残されています。

e38388e383b3e3838de383abe585a5e3828ae58fa3e5bcbeベトナムでトンネルと言えば、ホーチミン郊外のクチの
トンネルを思い浮かべる人が多いですよね。クチの
トンネルは軍事目的のものですが、ビンモック村の
トンネルは、生活の場としての役割を持ったトンネル
だったということです。地下1~3階の3層になった
トンネル内には集会所や病院があり、ここで生まれた
子どもたちもいたほどです。

e59cb0e4b88be585a5e58fa3e4babae5bda2e291a0e4babae5bda2e291a1e4babae5bda2e291a2暗く細いトンネル内は、見学のために要する少しの
時間滞在するだけでもなかなか苦痛を伴う空間です。
この場所で、数年に渡り太陽を浴びない生活を
続けていたとは、にわかに信じがたい現実です。

e6b5b7e8bebae291a0e6b5b7e8bebae291a1トンネルから地上に出た瞬間、キラキラした海が
目の前に広がっており、子どもたちが大声を出して
遊んでいる姿が目に飛び込んできました…。

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ベトナム 世界遺産の都市 フエ&ドンホイの旅⑬

e7a9bae6b8afドンホイの宿泊は Muong Thanh Luxury Nhat Le Hotel
(ムオン タン ラグジュアリー ニャットル ホテル)。
ドンホイ空港から約10分という便利な場所にあります。
ドンホイ空港は小さな空港ですが、ここからはハノイの
ノイバイ国際空港へも、ホーチミンのタンソンニャット
国際空港へもベトナム航空の就航があるので、北の
観光へも南の観光へも移動しやすいんです。e383ade38393e383bce983a8e5b18be383ace382b9e38388e383a9e383b3

ドンホイでのディナーはこちらのホテルで、中部地方の
料理を中心にいただきました。日本でも、北海道から
沖縄までいろいろな味があるように、ここドンホイの
特徴と言えば、やはり港町ならではの魚介類。

e69699e79086e291a02e69699e79086e291a12e69699e79086e291a22e69699e79086e291a32e69699e79086e291a42e69699e79086e291a51e69699e79086e291a61新鮮なエビ、貝、魚などがいろいろな調理法で料理され
テーブルに並びます。もちろんベトナムらしく、麺類や
生地には米が使われ、フルーツもたっぷり!

ベトナムの味は、北部が塩っぽく南部は甘めで、ここ
中部は唐辛子や黒コショウが好まれて辛い料理も多い
とのことですが、比較的どこへ行ってもおいしいもの
ばかり。全般的に日本人の口に合うものが多いように
感じますね。

e382bde382a4e38381e382a7e383b3e291a0e382bde382a4e38381e382a7e383b3e291a1ちなみに、ドンホイのローカルフードで検索すれば
出て来る“ソイチェン”という料理。メコンデルタで有名な
屋台料理で、風船が膨らむように空気を含んで
ぷっくりとした形態をしているらしいのですが、ズバリの
料理が見つけられず食べ損ねてしまいました。
ホテルの人に聞いてみたところ、それらしいメニューを
出してくれたのですが、広い意味で同類の料理を
出してくれたのか、それがないので「こっちもおいしいよ」
的にホテルの名物料理を出してくれたのか、結局最後
までわからずじまい。出てきた料理は、結果とっても
おいしかったんですけど(笑)

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ベトナム 世界遺産の都市 フエ&ドンホイの旅⑭

e5b1b1ベトナム観光で、古都フエに行ったとか行ってみたい
という話は、旅行好きの人ならチラホラ聞いたことも
あるかと思いますが、今回訪れたドンホイという都市
については、まだまだ聞いたことがないという人も
多いのではないでしょうか?

e38390e382b9e3818be38289ドンホイの観光と言えば、何といっても世界遺産の
フォンニャケバン国立公園ですが、大小合わせて
300もの洞窟が存在すると言われるこの地域の
偉大な価値が明らかにされたのはわりと最近の
ことで、1990年、イギリス人の洞窟探検家が
訪れたことが発端でした。ベトナム人の協力を
得ながら数々の発見を重ね、観光客向けの整備
などを進め、2003年にはユネスコの世界遺産
として登録されました。

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