ビジネスクラスということは、搭乗前には
しっかりラウンジにも行けちゃうんですよね~。
ということで、乗ったらご馳走がいっぱい
出るにもかかわらず、ラウンジのカレーが
おいしいという情報を得て、しっかりカレーを
味わう私。クッキーも食べたかったので、そっと
一緒に取ってしまいました(笑) カレーは
噂通り、なかなかコクのある深い味わいで美味。
各国の人が利用するだけあって、宗教的なことも
考えて、ベジタリアン仕様のものもちゃんと別に
ありました。それはそれでおいしそう~♪
ラウンジにはドリンク、アルコール、軽食類など、
それはもう食べ始めたらキリがないほどいろいろな
メニューが用意されています。もちろん全部無料
なのですが、ベトナム航空は機内食がおいしいので
ここで食べ過ぎたらアカンぞと、気を引き締めて
味見程度においしくいただきました。
食べることばかり書いてますが、無料Wi-Fiやら
ビジネスセンターやら、文字通り、ビジネスで
旅する人には、ラウンジはとってもイイ環境
なのは言うまでもありませんよ~!!
■ベトナム航空 http://www.vietnamairlines.com/
■ファイブ・スター・クラブ http://www.fivestar-club.jp
今回の旅は関空からハノイ、そしてまずはサパ観光
の入口とも言われるラオカイの街へ向かいます。
現地のガイドさんは、爆問の田中さんを
彷彿とさせるチュオン氏。さぁ、出発です!
ちなみに、観光地・サパへの玄関口ラオカイへは、
もともとハノイから夜行列車で訪れる人が
多かったらしいのですが、3年前にハノイ~ラオカイ
間の高速道路が開通。何とハノイから約4時間ほどで
ラオカイに到着できるようになったとのこと。
ラオカイからサパまでは1時間ちょっと。これは今後、
ますますアクセスが良くなったサパ観光に多くの人が
訪れそうですよね。
ということで、我々も高速道路の利を大いにこうむり、
途中、ドライブインで休憩などもしながら、朝、関空
から飛び立ったのに、夜にはしっかりラオカイに
到着という快挙(笑)です♪
ドライブインには名物と思われるお菓子や、日本の
ものとは食感が随分違うトウモロコシなどが
売られています。食事のできるスペースもしっかり
あって、それなりに賑わっていました。
そして…やっぱりあった日本のキャラのパクリ(笑)
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日本ではベトナムはもちろん誰もが知る国ですが、
ハノイやホーチミンとは違い、ラオカイはまだ、
あまり聞きなれない街ですよね。ガイドの
チュオンさんからのプチ情報によれば、人口が
約75万人、少数民族が65%を占める街で、中でも
黒モン族が最も多く生活しているらしく、何と
平均年齢は29歳! 若いですね~(笑) ちなみに
ルビーが結構採れるらしいですよ。
そんなラオカイの街ですが、ハノイ~サパ間の
利便性はもちろん、やはり一番のウリは、中国と
国境を接しているということではないでしょうか?
ベトナムの入出国管理局付近は、ある意味絶好の
観光スポットで、中国河口の街を橋の向こうに
眺めながらの記念撮影が頻繁に行われています。
もちろん、見えるのに行けない場所ではなく、
ちゃんと手続きをすれば、国境を越えて“数時間
の中国観光”なんてこともできるんですねー。
何となく両国とも「こっちの方がイイんだよ」
的なオーラ出しまくりで、国境付近のホテルや
建物は、無駄に豪華絢爛なイメージがちょっと
あったりして…(笑)
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2日目、ラオカイで朝の散策とごはんを済ませ、
ついにサパに向かって出発です。後日ちゃんと
時間が取られているサパのメイン観光のひとつ
棚田も少し見学しつつ、まずはギネス認定の
ロープウェイがあるファンシーパン山へ!
ちなみに、“ラオカイはサパ観光の玄関口”と
言いましたが、欧米人には人気のサパ観光も、
日本人にとってはまだまだ馴染みが薄いですよね。
そもそも“サパ”は、フランス人が避暑地として
開発したベトナム北部の高原リゾートで、西洋の
雰囲気が残る街並には、高級ホテルやレストランが
建ち並び、あたかもフランスとベトナムをミックス
したかのような空間が広がる街です。標高は約1600
メートル。高地のため、ベトナムと言えども季節に
よっては全然暑さを感じない土地で、ハノイや
ホーチミンでは半袖のTシャツという時でも、サパ
ではトレーナーやパーカー姿をよく見かけます。
そして、そんな高地のあちこちに、赤ザオ族、
黒モン族、花モン族らの少数民族が点在して生活
しています。村の中に入ってしまえばそうでも
ないのでしょうけれど、土産物を売ったり、観光客
を案内したりという場面では、大抵カラフルな
民族衣装を着用しています。大人から子どもまで、
働く時の制服、みたいな感じなんでしょうか?(笑)
ということで、日本人なら郷愁を抱く棚田が広がる
風景に加え、少数民族の文化や生活を感じることの
できるサパは、活気あふれるベトナムとはひと味も
ふた味も違う魅力のある街です。“暑くないベトナム”
を旅するのも、なかなか興味深いですよ~!
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