アオザイを作ったりかわいい雑貨を買ったりと、ベトナムは
女性にとって、意外と買物天国だったりします。そんな中、
最近目覚ましい発展を見せるのが、ハノイで最も大きな教会・
ハノイ大教会周辺の通り。古い建築物をリノベーションし、
洗練された商品を並べる…ちょっと洒落た古民家ショップの
ような趣とでも言いましょうか…。新しいだけのきれいな
ショップ以上に心惹かれる要素があるようです。
アオザイショップ。こんなにカラフルとは
知りませんでした!
ベトナムシルクの代名詞とも言えるカイ・シルク。
それなりの値段はしますが、お土産にすれば
喜ばれること受け合いです(笑)
■ベトナム航空/www.vietnamairlines.com
■ロイヤルツアー/www.royaltour.jp
カンボジア、ラオス、中国と、各国と隣接している
ベトナム。北部ハノイは、いろいろな面で中国の
影響を受けていて、料理もそのひとつ。
そんな中、地元で大人気なのが中国発のキノコ鍋料理。
今回は、その人気ぶりでついにこの秋、東京にも進出した
ASHIMA(アシマ)でディナー!
キノコはもちろん、鶏やエビも投入し食べごたえは抜群。
オリジナルのダシが、単純ではなくいろいろな味が
絡まっている感じで、薬膳の要素もあるなど、日本人には
ウケそうです。具材を入れるのも取り分けるのも
ほとんどスタッフの方がやってくれるので、とっても
ラクちんですよ。まぁ鍋奉行さんにはつまらないかも
知れませんけれど(笑)
たっぷりのゴマと鍋のダシのハーモニー~♪が美味。
シメにはオリジナル麺も。
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日本ではあんまり聞かないけれど、ポピュラーな
淡水魚のひとつとしてよく食べられるというのが雷魚。
身が淡白なので、蒸したり焼いたりといろいろな
調理法で食べられているとのこと。今回は、その雷魚の
グリル(鍋料理)にもチャレンジしました。
専用の鍋に雷魚を入れて煮込み、野菜や香草もプラス。
できあがったものを米麺やタレ汁、ナッツなどと一緒に
食べるというものです。雷魚は食感を味わうもので、
そのものの味はあんまりしません。そこで活躍するのが、
ヌックマムという調味料。小魚を塩に漬けて発酵させた
魚醤で、強いにおいが特徴です。日本でいえば
納豆しかり、発酵食品には必ずにおいがつきもの。
まぁ、「これが…」と注目するのでわざわざそれだけの
においを嗅いでみたりはしましたが、噂ほど問題は
ないようです(笑)
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今年8月、ベトナムで6番目の世界遺産として認定
されたのがタンロン遺跡。タンロンとは「天に昇る龍」
という意味で、創建の王リー・タイ・トーが1010年、
現在のハノイに建都した時に名付けられたのだとか。
ベトナムの世界遺産といえばハロン湾が有名ですが、
こちらは「降りる(=ハ)龍(=ロン)」を
意味しているというからオモシロイですよね。
端門/歴代皇帝が居を構えていた敬天殿の入口。
楼閣からの眺めがよく、ここの裏側には発掘現場が
保存されています。
敬天殿への階段/皇帝と仕官の居住空間を分けていた
龍の手すりの石階段。
北門/1805年に建てられたもので、正面左下には
1882年、フランス軍に受けた砲弾の跡があります。
タンロン遺跡とは、現在発掘中のホアンジエウ18番
考古学遺跡区と旧ハノイ城跡周辺を合わせたエリアのこと。
一般公開は2011年2月初旬までの予定らしいので、
それまでに足を運べるラッキーな人はぜひ見てください。
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ハノイ市民の憩いの場所と言って、すぐ名前が挙がるのが
ホアンキエム湖。その昔、黎朝を築いたレイ・ロイが、
明軍からベトナムを守った時に使った剣はこの湖から
引き上げたもので、やがて平和が訪れた時、湖から亀が
現れ、その剣をくわえて戻っていったという伝説から、
「ホアンキエム=還剣」と呼ばれるようになったのだとか。
緑豊かな湖畔では、散歩する人、体操する人、ベンチで
くつろぐ人などなど…市民が思い思いに過ごしています。
周辺にはホテルやレストラン、ギャラリー、カフェなどが
多く、旅行者にはとっても便利。時間がある人は、
市民に混じって散策してみるのもオススメ。
人間ウォッチングが楽しめます。
ホアンキエム湖を臨むカフェPHO COでお茶を飲むカップル。
「その位置から果たして湖は見えるのか?」なんていう
我々の疑問なんか、どーでもいいんでしょうね~(笑)
私はちゃんと湖の見える場所に座り、卵コーヒーを
いただきました。卵コーヒーとは、ベトナムコーヒーに
卵×砂糖を混ぜたものを入れたもの。ここのはクリームも
たっぷりで、甘党にはいいんじゃないでしょうか。
ちなみに、甘過ぎるのは苦手だけど卵コーヒーを一度は
試してみたいという人には、ホットよりアイスが
オススメかも知れません。
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ベトナムで最古の大学が開設された文廟は、もとは孔子を
祀るために建設されたものとか。入口あたりは広い道に
面しているのでかなり喧騒が感じられますが、中へ
入ってしまえば広い敷地内は、人は多いけれど
のんびりとしています。私が気になったのは、ズラリと
並ぶ亀の石碑たち。甲羅の上に載る板には科挙試験の
合格者名が刻まれているのだそうで、訪れた人はみな
頭をなでたり一緒に写真を撮ったりと、大人気。
試験に合格したいのは、世界各国どこでも同じなんですよね、
当たり前だけど…(笑) 試験を受ける予定はないけど、
私も一応触っておきました。仕事で何かご利益あるかな?
奥には孔子像があります。
敷地内の土産物屋さんの一角がスゴイことなってました。
そしてやっぱりここでも結婚式の撮影やってました。
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ドン紙幣の肖像でおなじみの、生涯を南北統一に捧げた
ベトナムの英雄ホー・チ・ミンの遺体が安置されている
ホーチミン廊は、観光客はもちろん、多くの国民も訪れる
神聖な場所。毎年10~11月の間にメンテナンスのため
休館するとかで、残念ながら廊内の見学はできませんでした。
しかし広大な敷地内には多くの人が訪れていて、
廊の前のバーディン広場や北側のホーチミンの家は、
大勢の見学者であふれていました。
1969年まで実際にホー・チ・ミンが住んでいたのがここ。
簡素な木造高床式2階建の家は、彼の素朴で庶民的な
人柄を偲ばせます。室内には入れませんが、周囲を
ぐるりと見学できるので、だいたいどんな感じなのかは
しっかりわかります。
こちらはホー・チ・ミンの生誕100年を記念して建てられた
ホーチミン博物館。
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