どんなに時間がなくてもこれだけは観たい、と個人的に
思っていたのが水上人形劇。ハノイのエンターテイメント
と言えばこれという感じで、多分ハノイに観光で訪れた
人なら、ほとんどの人が足を運ぶんじゃないでしょうか?
1000年も前から伝わるというこの水上人形劇は、元々は
収穫時の祭りごととも、農閑期の娯楽とも言われている、
水面で繰り広げられる人形劇。技術はスゴイんですけど、
動きや内容がわりとコミカルなので、逆に言葉が
わからなくても全然問題なし! 伝統楽器の演奏や歌に
のせて3~5分くらいの短い物語が17話展開され、
話がどんどん変わっていくので退屈することもありません。
- 仙女の舞いのシーン
タンロン水上人形劇場の入場料は60000ドン。別料金を
払えば、カメラでもビデオでも撮影はOKです。
劇場ロビーにはいろいろな人形が飾られています。
お土産として人形のレプリカも買えるようです。
キモカワ土産としていかがでしょう?(笑)
■ベトナム航空/www.vietnamairlines.com
■ロイヤルツアー/www.royaltour.jp
旅に出て何が楽しみかって言われると、それはもう
“食べ物”ですよね。日本と比べて「わざわざ行く」感は
ないようですが、街を見ていると、現地の人も観光客も
やたらとカフェでおしゃべりしていたりします。
眺めのいいカフェもあれば、道端にプラスチックのイス
(しかも銭湯や温泉で身体を洗う時座るようなやつ
だったりする)を並べただけのところでも、やっぱり
お茶を飲んだりデザートを食べたりしているんですよねー。
しかもベトナムといえばコーヒーが有名なので、
これはもうカフェに入るしかない、ということで、
現地で人気のお店に突撃です!
まずは、フランス植民地時代の影響からベトナムで最も
ポピュラーなデザート・プリンをメインにした店
「minci PUDDING」。シンプルなプリン(5000ドン)は
わりとボリュームがあって、ほろ苦いカラメルが
甘めのプリンを引き立てます。そして、口コミで
若者の間で人気なのがマンゴープリン(8000ドン)。
あと日本では珍しい組み合わせの、もち米とヨーグルト
ドリンク(10000ドン)は、あっさりとしていて
男性や甘いものが苦手な人にもいけちゃう味。
ひっきりなしに人が出入するので、くつろぐカフェでは
ありませんが、安くておいしいことは間違いなし。
そして“ベトナムのカフェらしさ”を体験したいなら
この感じがかなりイイかも知れません。
■ベトナム航空/www.vietnamairlines.com
■ロイヤルツアー/www.royaltour.jp
初めて訪れるところでも、見慣れたものがあると
何となく嬉しいのは私だけでしょうか??
看板のロゴマークは全国共通なので、よーく見ないと
ベトナムかどうかなんてわかりませんよね~。
しかし、逆にベトナム色全開なのが、こちらの
フジフィルムの看板。アオザイに身を包む女性ですね。
日本だとお正月の晴着の看板ってとこなんでしょうか?
そういえば、ハノイでは結婚写真はロケを取り入れて
盛大に撮影するようで、観光名所には衣装を着た
花嫁さん・花婿さんがたくさん見かけられました。
でも、式場のスタジオやセットとは違いあくまでも
“外”なので、スタスタと歩き回る花嫁さんを
眺めながら、きれいなドレスが汚れないのか心配で
仕方ない私でした。みんな自前? 式当日までに
クリーニングするの??
■ベトナム航空/www.vietnamairlines.com
■ロイヤルツアー/www.royaltour.jp
竹屋さん
紙屋さん
通り名を表記した看板
ハノイの旧市街は商業の中心地で、「36通り」と呼ばれる
通りは、かつて通りごとに同じ製品が売られていたことから、
銀や竹、シルクなどの通り名が残されています。
今ではさすがに全店舗が同じものを扱っているわけでは
ないらしいのですが、各通りには専門店が何軒も
並んでいる風景がまだまだ見受けられます。
そして、36通りにかかわらず通りで目に付くのは、
道端でいろいろなものを売っている様子。
商品を担いで来て道端に座れば、そこが路上店舗!
日本のフリーマーケットよりもかなりお手軽?(笑)
もちろん食べるものも路上販売ですけど、それが
いたって普通です。なんせ散髪やネイルも路上店舗
なんですからね~。
これがフランスパン路上販売!
私が一番驚いたのはフランスパンの路上販売!
フランスの植民地だったことからフランスパンは
身近な主食のようですが、オシャレな朝食アイテムも
路上で山積みですよ(笑)
■ベトナム航空/www.vietnamairlines.com
■ロイヤルツアー/www.royaltour.jp
街に出れば、何と言ってもまず目に付くのがバイクの多さ。
2人乗り、3人乗りは当たり前。夫婦とお子様2人の
家族全員1台のバイクで移動、なんていう風景も
見かけるほどです(笑) そして、またそのバイクが
全てと言っていいくらい、けたたましくクラクションを
鳴らしています。通りは、そんな驚きのバイクと
自転車、歩行者、シクロ、もちろん車も入り乱れ、
信号のない場所ではもの凄いことに…。
ちなみに、道を渡るコツは何と「止まらないこと」
だそうです。普通に歩いていけば、バイクや車の方で
進む方向や距離を予測してよけてくれるんだとか…
もちろんクラクション鳴らされまくりですが、
バイクの方は自分が通っているのを主張している
だけなんだそうです。ホントかな…??
「絶対ムリ!」と思っていたのは最初だけで、
意外とあっという間に現地の人に溶け込んで、
みんなが次々に道を渡って行きましたけど…。
きっとこの職業の人ってみんな逞しいんですよ~。
私ももちろん渡りました(笑)
停車中のバイクも半端ない数。ここから自分のバイクが
すぐに見つけられるってのはスゴイ!
夜はさらに危険(?)がいっぱい。暑い時は涼を求め、
あてもなく走るバイクが急増するらしいです。
■ベトナム航空/www.vietnamairlines.com
■ロイヤルツアー/www.royaltour.jp
宿泊は、今回時間があまりないということで、ハノイの中心地・
旧市街にあるQuoc Hoa Hotel(クオックフォアホテル)でした。
取材日程がサミットと重なっていたため、有名なホテルは
軒並予約が取れないと聞いていたので、一体どんなところに
泊るのか、と内心ちょっとドキドキしていたのですが、
なんのなんの! かなりキレイでイイ感じのホテルでした。
到着するとまずはウェルカムドリンクが出ます。
部屋はこんな感じ。このホテルはハノイ初の民営ブティック
ホテルということで、クラシックなハノイをコンセプトにした
建築様式と、近代的な調度品やインテリアデザインがうまーく
調和しています。ロビーは普通の店舗と変わらないくらい
こぢんまりとしていて、日本でいう“ウナギの寝床”な
スペースです(笑) しかし入口の印象とは打って変わって
部屋はわりとゆったり目。しかも今回はここを1人で
使えるとあって、くつろぎモード全開で過ごしました。
こちらはテレビ画面から推測するに、
ニュースキャスターさんでしょうか??
■ベトナム航空/www.vietnamairlines.com
■ロイヤルツアー/www.royaltour.jp
数年前にはちょこちょこ海外旅行へも行ってましたが、
最近は韓国ばかりへ通っていた私。久々の韓国以外の
海外旅行ということで、全てが新鮮なベトナムの旅!
そんなベトナムはハノイの、駆け足の旅の中で知った
興味深い情報を、ぼちぼちと書いてゆきます~。
まずは、関空ーハノイ間に機内で食べた
インスタントラーメン。こんなカップに入ってます。
写真ではわかりにくいかも知れませんが、カップが
しっかりしてます。量もしっかりあります。味は
日本のものと遜色なくおいしいです。ちょっぴり
あっさり味と、逆にちょっぴり濃いめの味の2種類。
かなりみんな気に入り、スーパーマーケットで
同じものを探したくらいです(笑)
さすが“フォー”の国、麺類はレベルが高そうです。■ベトナム航空/www.vietnamairlines.com
■ロイヤルツアー/www.royaltour.jp