xin chao ベトナム サパ編⑧

e99680e383a8e382b3e692aee5bdb1e7a291e6a98b1昨日の夜に続き、朝のラオカイもちょっぴり散策。
国境付近は夜以上に多くの人がわんさか!
望遠カメラで覗くと、中国側へ続く橋の上も丸見え
で、観光というより仕事で渡る人が多いようにも
見受けられます。そして、中国側からは何やら
大音量が聞こえてきます。「こっちは楽しいで、
早くいらっしゃい」的な誘い文句でしょうか?(笑)

e5b882e5a0b4e5a496そして地元の市場もチラッと見学。さすがに
ここら辺はまだまだ観光客はおらず、地元の人が
普通に日常の買い物をしているようです。

e5b882e5a0b4efbc91efbc921efbc931efbc941肉、魚系は日本人ならちょっと遠慮したいものも
たくさん売られていますが、とにかく女性たちの
捌く技術がスゴイんです。それぞれ自分の専門が
あるんですかねー。生きてるものを躊躇せず
パパっと捌いていくさまは、とても逞しいです。
まぁ目の前で捌いてるんですから、誰がなんと
言おうと新鮮には違いありません。今の日本では
なかなか見ることのできない光景ですね。

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xin chao ベトナム サパ編⑨

e6a39ae794b0e6b091e5aeb62日目、ラオカイで朝の散策とごはんを済ませ、
ついにサパに向かって出発です。後日ちゃんと
時間が取られているサパのメイン観光のひとつ
棚田も少し見学しつつ、まずはギネス認定の
ロープウェイがあるファンシーパン山へ!

ちなみに、“ラオカイはサパ観光の玄関口”と
言いましたが、欧米人には人気のサパ観光も、
日本人にとってはまだまだ馴染みが薄いですよね。

e79c8be69dbf2e6b091e6978fe99b86e38184そもそも“サパ”は、フランス人が避暑地として
開発したベトナム北部の高原リゾートで、西洋の
雰囲気が残る街並には、高級ホテルやレストランが
建ち並び、あたかもフランスとベトナムをミックス
したかのような空間が広がる街です。標高は約1600
メートル。高地のため、ベトナムと言えども季節に
よっては全然暑さを感じない土地で、ハノイや
ホーチミンでは半袖のTシャツという時でも、サパ
ではトレーナーやパーカー姿をよく見かけます。
そして、そんな高地のあちこちに、赤ザオ族、
黒モン族、花モン族らの少数民族が点在して生活
しています。村の中に入ってしまえばそうでも
ないのでしょうけれど、土産物を売ったり、観光客
を案内したりという場面では、大抵カラフルな
民族衣装を着用しています。大人から子どもまで、
働く時の制服、みたいな感じなんでしょうか?(笑)

img_9769ということで、日本人なら郷愁を抱く棚田が広がる
風景に加え、少数民族の文化や生活を感じることの
できるサパは、活気あふれるベトナムとはひと味も
ふた味も違う魅力のある街です。“暑くないベトナム”
を旅するのも、なかなか興味深いですよ~!

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xin chao ベトナム サパ編⑩

e4b997e3828be383ade382b4まずは、高原リゾートのサパの中でも最も
標高の高い、インドシナ半島最高峰の山脈の
一部、ファンシーパン山へ。

ファンシーパン山の標高は3143m。今までは
完全に登山で訪れるための山だったということ
ですが、2016年2月、何とロープウェイが開通。
世界最長・全長6292.5m、出発駅と終着駅の高低差
1410mという、現在2つのギネス世界一に輝く
物凄いシロモノです!

ロープウェイの料金は、日本円にして約3000円。
ベトナムの物価で考えればなかなかの値段です。
しかし、開通までは登山でしか行けなかった未知の
領域に気軽に足を運べるとあり、意外に地元の
観光客も多いらしいです。

e6b0b4e7899be9b68fe5ba83e5a0b4施設の駐車場からロープウェイ乗り場までも、
すっかりテーマパーク仕様。オブジェやら土産物
やら民族舞踊やら…あちこち目移りしながら
うろうろ。なかなか乗り場まで辿り着きません(笑)e8b88ae3828ae5b882e5afbae9a2a8

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xin chao ベトナム サパ編⑪

dsc_0454乗り場付近に付くと、施設があまりにも近代的な
ことにちょっと驚かされます。スゴイ規模です、
さすがはギネスに登録されるだけあります
(そして3000円ですからねー)。

img_9784dsc_0456img_9787img_9789img_9798駅のホームのようにカードを通して入場すると、
遊園地の観覧車のように係の人がゴンドラに案内
してくれます。ゴンドラはひたすら上空に向かい
登っていくだけなのですが、下界には棚田や川、
集落などが見え、なかなかの眺めです。下山
してくるゴンドラと頻繁に行き交うようになり、
そのうち雲の中に入ったのでしょうか? 周囲が
真っ白で何も見えなくなる瞬間さえあります。

img_9802img_9805img_9806img_9807img_9828そんなこんなで20分ほどだったですかね?
ゴンドラが停まりいよいよ頂上か!?と思いきや、
何と頂上まではまだまだかなりの階段が…。
空気が薄い中これは大変、と思っていたところ、
500円出せばさらに上まで運んでくれる電車(?)
があるとのこと。迷わず500円払う~(笑)

img_9808img_9821img_9824ラクしてついに頂上へ! ベトナム国旗が高々と
揚がり、誇らしげに3143mを標すプレートの前で
記念撮影をする人、人、人!! みんなイイ笑顔
です。しかし言葉を聞いていると、日本語は
聞こえてきませんねぇ。ベトナム人と意外に
韓国人が多そう。まだまだ日本人に知られて
いないトコロを見ることができ、ちょっと、いや
かなり自慢な気分です(笑)

img_9830img_9835帰り際には誘惑がいっぱい。テイクアウトの
食べ物、お土産、そして顔出しパネルまで♪

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xin chao ベトナム サパ編⑫

img_9861e887aae58886e381a7e79b9be381a3e3819fギネス登録のロープウェイを堪能した後は、サパ
ならではの民族レストランでお昼ご飯をいただきます。
赤ザオ族のレストラン「Red Dao House」です。

img_9862img_9859img_9847欧米人のお客さんが多いようで、ログハウス調のお店
では、少数民族の衣装を着たスタッフが働いていて、
バーカウンターなんかもあります。メニューも、
赤ザオ族の料理が、気のせいかちょっとこじゃれた
雰囲気で出てきます。dsc_0457efbc91img_9851img_9854img_9855img_9858

みなさんはビールですが、暖かい飲み物が飲みたくて
私はベトナムコーヒーを注文。入れ物がなかなかイイ
感じ。そういえば、バッチャン焼きでしょうか?
ちょっとかわいい調味料入れがテーブルにありました。
お土産にしても重宝しそうですね。img_9848img_9849dsc_0459

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xin chao ベトナム サパ編⑬

img_9867レストランでお昼ご飯の後は、続けて代表的な
滝を2つ見学に向かいます。まずは、200mを超える
高さから水が絶壁を流れ落ちる、迫力満点の
シルバー・ウオーターフォール(バック滝)です。

img_9871img_9872道路沿いからも眺めることができて、道沿い左右から
続く階段を登って行くと、滝をまたぐように吊り橋が
掛かっています。ここを渡ればぐるっと滝を一周する
ことができるようになっているのですが、実際に訪れた
人のブログで、「わざわざ近くまでいかなくても道から
見えるし、少し離れたところから見る方が滝の全容が
わかりイイと思う」というのを読んでいたのですが、
やはり間近まで行くのが正解! 水しぶきの音や空気感
が滝の迫力をしっかり伝えてくれますよ♪

img_9882img_9883正面では当然、土産物などの販売もされています。

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xin chao ベトナム サパ編⑭

img_9897続いては、メインの滝の長さだけでいえばシルバー・
ウオーターフォールの半分、約100mくらいらしい
ラブ・ウオーターフォール(ティンイェウ滝)です。

img_9885“愛の滝(ラブ・ウオーターフォール)”という
ネーミング通り、カップルでの観光スポットとして
知られる滝ですが、今ではカップルだけではなく、
家族連れやグループといろいろな観光客で賑わって
いるんだとか。施設の入口で料金を払い入場します。
入口からは全く滝の気配は感じられませんが、入場
するやいなや、見学を済ませて戻って来た人たちと
すれ違うたび微妙に嫌な予感が…。そう、みんな
なぜか疲れ果てた表情をしているんです。普通、
滝を見てマイナスイオンなんかを感じちゃったりして
爽快な気分になるんじゃないの???

理由はすぐにわかりました! そう、メインの滝までの
道のりがかなり遠かったんです。平らに広くて遠い
だけならまだしも、途中坂道やら何やら、何なら
ちょっと道なき道、みたいなところもあって、散歩
感覚ではまず無理、さながらちょっとしたトレッキング
という感じだったんですよね~(笑)愛の滝なんて
かわいい名前に騙されたら、えらいこっちゃですよ!

img_9887img_9889img_9890とはいえ、途中、水牛さんたちがのんびり群れを作って
いたり、水が黄金色に見える“黄色い泉”なんかも
あって、確かに見所は満載。うっそうと生い茂る樹木の
間を抜けたどり着く先には、癒しを奏でながら流れ
落ちる愛の滝が待っていたので、メインの滝まで
たどり着いた時の達成感はなかなかなものです。

img_9894img_9899img_9903メインの滝を堪能している間、あまりの感動でしばらく
忘れていましたが、そういえば帰りもしっかり
トレッキングだと思い出します。入口付近ですれ違った
人たちの表情がよく理解できるわけです(笑)

しかし帰り際、ひょんなことからベトナムの有閑マダム
たちと出会い、楽しくおしゃべりしたことで、我々は
すっかり疲労感を忘れることとなりました。チュオン
さんが振る舞ってくれた梨の栄養分も随分効いたと
思いますし…。ということで、健脚の人には超オススメ
な愛の滝でした!(笑)img_9907

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xin chao ベトナム サパ編⑮

img_9943img_9941img_9942今日はよく身体を動かしたね、と労いの言葉をかけ合い
つつ、ついにサパの宿泊先 VICTORIA SAPA に到着!
ここは、自然に囲まれたロッジ風の四つ星ホテルで、
サパでは一番の呼び声も高い高級ホテルです。

img_9910img_9911img_9912サパの街の中心部から少し坂を上った静かな小高い丘の
上に建ち、部屋や館内には少数民族手作りの民芸品を
各所にうまい具合に使用するなど、細部までこだわりが
感じられます。先にも書きましたが、ハノイからは
ホテル宿泊者のみが利用可能なワンランク上の寝台列車
も運行されていますし、レストランでは地元料理の他、
洋食スタイルでの食事も楽しめます。

img_9914img_9916img_9917そして…一応仕事なので1人でワンルームを贅沢に
使わせていただきましたが、湯舟もあってお湯も
快適に使えました。何といっても、ココが日本人には
大切ですからね~(笑)

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xin chao ベトナム サパ編⑯

img_9919img_99202日目の夜は、こちらの名物料理である鍋を
レストラン&バー Indigo でいただきました。
高原リゾート地ということで、野菜や果物、
キノコ類など、どれも新鮮でおいしいので、
それらの素材をたっぷり使った鍋料理を出す
店が多いみたいです。

img_9921img_9925dsc_0462dsc_0464もちろん、鍋には肉も魚も一緒に投入。散々
食べた後の〆は、インスタントラーメンです。
ベトナムの他の地域には、それぞれ独特の
麺料理がいろいろあるので、生麺じゃなく
インスタントの乾麺というところがちょっと
意外ではありますが、ジャンキーな味が
大好きな私はおいしくいただきました。dsc_0461dsc_0465

ちなみに、ここにもあの調味料入れが
ありました。どうやら、基本この形で各々
の店名を入れて焼いているようですね。img_9922

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xin chao ベトナム サパ編⑰

img_9927img_9928img_9929よく動きよく食べて飲んだら、あとは寝るだけ…
ということですが、金曜に日本を出発し、2日目の
今日は土曜。週末の夜は、街の中心となる広場で
ナイトマーケットが行われているらしいので、
レストランの帰り、広場周辺をうろうろ。

img_9930img_9933民族衣装を着た小さな子どもたちが、ここでも
しっかり看板娘になってお土産を売っています。

img_9932img_9935広場の中では、踊りやみんなで競技に興じている
グループもあってとても賑わっています。写真を
撮っているとついつい迷子に…。人だらけで知人を
見失うほどの盛況ぶりという凄さ。毎週末こんな
感じなんでしょうか? だとしたら、サパはかなり
勢いのある観光地ということですね。今はまだまだ
欧米人が多いみたいですが、日本人も知ればきっと
興味を持ってどんどん訪れる地域になりそうです。img_9934img_9938

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