最終日、出発地点であったトゥアンチャウ船着場から、
一路ハノイへ戻ります。この間、約３時間半。
行きはともかく、帰りはさぞ疲れているかと思いきや、
我が一行は「まずは昼飯！」というツワモノ揃い（笑）
私たちはハノイに宿泊しましたが、リゾートの旅
としてクルーズを楽しみたい人には、出発地近辺での
宿泊もお薦め。きれいなホテルや飲食店なんかも
いろいろあるようです。
さて、オウコー号ではオリジナルの素晴らしい料理を
さんざんいただいたので、お昼ご飯ではベトナムの
庶民の味をいただくことに。
でました！ これぞベトナムな絵柄のメニューです。
肉がレア過ぎて赤くね？ 生ものがニガテな私は、
海外の生もの怖い、とは全く別の個人的な理由で
眉間にシワが…（笑） しかし自分の趣味嗜好を
除けば、味はどれもおいしかったです。
■ベトナム航空 http://www.vietnamairlines.com/
■ファイブ・スター・クラブ http://www.fivestar-club.jp
よく食べてよく飲んで、いろいろなアクティビティ
を満喫したクルーズの旅もそろそろ終了です。
オウコー号が帰路に向かうアナウンスが流れると、
みんなデッキで最後のドリンクをいただきながら
再度、海上の美しい風景を目に焼き付けています。
そして船を降りる時も、乗船の時と同様に、
スタッフが一人ひとりを見送ってくれます。
さすがに小さい船だと多少揺れることもあるとは
聞きましたが、今回、下船する瞬間「そういえば
海で宿泊したんだなぁ」と思うほどの安定感。
豪華クルーズの旅はよろしいですぞ～！（笑）
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今回の旅の中で、もっとも自分の運動不足を
痛感させられたのは、ティートップ島を訪れた
時のことです。ここは、1962年、ホーチミンの
大統領と旧ソビエト連邦の宇宙飛行士である
Gherman Titov が初めて訪れたのを記念して、
“ティートップ”島と名付けられたのだとか。
行く前から、島のてっぺんに展望台があって、
そこまでは階段が400段くらいあるらしいことは
聞いていたのですが、自分より年配の方々も
行くようだったので、意外とゆっくり登れば
大丈夫なのかな？と高をくくっていました。
船着き場の先には白い砂浜があり、海水浴も
できるようになっています。そこを突っ切り
頂上目指して階段を上がって行くのですが、
途中にある展望スペースくらいまでは余裕も
あったのですが、そこから頂上までがキツ～イ。
息がゼェゼェハァハァというのは熊野古道でも
経験済でしたが、ある瞬間から太ももの感覚が
なくなりました！ 膝が笑うというより、普段
使わない太ももの筋肉がビックリし過ぎて
マヒしたのかも（笑） とはいえ、私には
頂上からきれいな風景をカメラにおさめる
という使命が…。結果はこの写真が物語って
いるように、なんとか無事にたどり着きは
したんですけど、整備された階段とは違い、
400段は遠かった…。
そこで教訓！ 日頃からもうちょっと階段を
使いましょう（笑）
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アクティビティのひとつに、オウコー号専属の
ベトナム人コックさんによる料理の講習会、と
いうのもありました。
教えてくれるのは、ベトナム料理の代表格・
揚げ春巻きです。材料の説明や作り方のコツ
なんかを丁寧に教えてくれて、参加者が実際に
自分で皮を巻く作業をやってみます。
下準備ができたらその場で次々と揚げていき、
できたてのアツアツをみんなで試食します。
講習会の様子を取材するために（一応、
働いております！）、カメラを構えて見守って
いたのですが、こちらは試食だけの参加もOK
ということで、しっかりいただきました。
外はカリッと、中身はジューシー感満載で
イ～イあんばいに揚っております。これが
おいしくないわけがありませんよね（笑）
ちなみに、その時に覚えたミニ知識を…
春巻きの皮には３種類あって、一番薄いのが
揚げ春巻きの皮、その次に薄いのが生春巻きの
皮、そして一番厚いのが、おめでたい時に
食べる特別な春巻きメニューがあって、その皮
らしいです。さっそく披露してみたのですが、
日本人の知人には「それで？」と返されました。
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目玉企画のひとつとして、洞窟の中でいただく
ディナーというのもあります。島に上陸した瞬間
から、神秘的なろうそくの灯りが迎えてくれる
特別感いっぱいのディナーです。
グラスに揺れるキャンドルの灯りがとても
きれいです。生演奏が洞窟に響く空間での
ディナー…日本では味わえないひと時ですよね。
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ハロン湾にはいくつもの鍾乳洞があるらしく、
中でもスンソット洞窟はなかなか見応えのある洞窟
です。「スンソット」とは、ベトナム語で「驚き」
という意味らしく、「サプライズケイブ」とも
言われています。
戦時中は武器庫としても使われていたという洞窟
ですが、今では階段や遊歩道も整備され、快適に
見学が可能です。少々ハデ目な色のライトアップ
がまたベトナムらしいと言いますか…（笑）
散策の足を進めるたびに、自然の力が生み出した
景観がどんどん目の前に出現してきます。確かに
これは“サプライズ”！
ちなみに、私のもうひとつのサプライズはこの
ゴミ箱です。なぜペンギンなのでしょう？ 私以外、
誰ひとり疑問に思っていなかったようなので,
ついに最後まで聞き出せませんでした…。石灰岩の
世界を氷の大陸に見立てているのでしょうか？？
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アクティブに動き回るのはもちろんですが、
老若男女、誰もが気軽に体験できるアクティビティ
も豊富に揃っています。
旅の間、スタッフとベトナム語で交流してみたい
人にはベトナム語教室、そしてベトナムの文化に
触れてみたい人におススメなのが、
ベトナム民族衣装の試着体験です。
いろいろな少数民族の衣装と文化を紹介してくれ、
最期にはみんなで自由に試着体験がスタート。
私も２タイプ着せてもらいました。しかし、
ベトナムの女性は小柄でスマートなので、そんな
無理やり着ても大丈夫なのか？と少々不安に…。
でも自分の服の上からにしては、意外とちゃんと
着れているような…。写真を帰ってから友人に
見てもらったら、「こっちは自分の服？」と
言われました。普段私が着ている服と区別が
つかないんだとか…。言われてみればそんな気も
しないでもありません（笑）
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せっかくの海だし、船だし、ハロン湾だし、
ということで、アクティビティの中でも期待値
の高いのがカヤック体験！
静かなハロン湾の海の中を、カヤックに乗って
の～んびり出発。プライベートビーチへ到着すれば
海水浴も楽しめちゃう。
オウコー号から１、２名乗りのカヤックで出発。
前もってレクチャーしてもらえるので、初心者でも
問題はありません。しかし私はカヤックの上から
写真を撮ろうと思っていたので、スタッフに同乗
してもらうことに…。とはいえ２人乗りのカヤック
で、１人が全く漕がないというのもなんだしなぁ…
とか思っていたので、ちょっとだけ漕いだつもりが
しっかり筋肉痛。しかも、水しぶきからカメラを
守れ、とばかりに動きも鈍くなり、結局大した
写真も撮れず…（泣） まぁ日本でもカヤックなんて
そうそう体験できませんので、貴重な体験が
できたので良しとしましょうかねぇ。
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食べる～遊ぶ～食べる～眺める～食べるってな
具合に贅沢なクルーズの旅ですが、まだまだ
骨抜きになってやろうじゃないか、という人
のために、ハロン湾を一望しつつ入れる
ジャグジーと、専用スタッフによるマッサージ
（こちらは有料です）もあります。
海に浮かぶ豪華客船でジャグジーに浸かるなんて、
まるで外国映画の世界じゃありませんか！？
振り返ればディカプリオがいるんじゃねーの…（笑）
ちなみにマッサージは20ドル程度～と言ってた
ような…。かなり予約がいっぱい入っていて
人気のよう。日本と比べたら料金が安いので、
こんな機会にという人も多いんでしょうねぇ。
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さんざん食べ物のことを書いていますが、さらに
朝食についても重ねて書きます。というのも、
その場で軽く焼いてくれるワッフルが、とても
おいしかったからです。もともとフランスの統治下
にあったことから、フランスパンやクロワッサン、
プリンなどがおいしいのを知っていて、まずは
そういうメニューを片っ端から食べていたのですが、
ふと気づけば途中からワッフルが登場しました。
しかも、朝食のビュッフェバイキングの中の
メニューのひとつに過ぎないのに、ソースが３種類
もあるんですよ！ これはなかなかですよね。
ということで、１枚にハチミツ、チョコレート、
キャラメル全部かけです（笑）
卵料理、麺料理も、その場でリクエストに応じて
作ってくれるので、気が付けばやはり朝から結構な
量を食べていることになりますけど…でも日本に
帰ったら食べることのできない味なので、と自分に
言い訳しつつ完食です。
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