


ホイアンで通りの散策を満喫したら、気分を変えて
トゥボン川のミニクルーズなんかもおもしろいですよ。
水面はインドのガンジス川のごとく濁っていますが、
船上から見る街並の風景は、歩いている時とはまた
違った雰囲気で趣きがあります。
沖の方へ出ていくと小舟がチラホラととまっています。
こちらに向かって、大きく網を川に投げ入れて魚を獲る
パフォーマンスを見せてくれたりもします。
すると、川の水が濁っているにもかかわらず、
しっかり小魚が網に入っています。水面からは
魚がどこにいるのか全くわかりませんが、さすがに
あの人たちはわかるんですねー。お見事!
“得意げな笑顔”もご愛嬌。気に行ったらチップを
どうぞ。かなり喜んでくれると思います。
船着場には即席屋台もあります。
■ベトナム航空/www.vietnamairlines.com
■ロイヤルツアー/www.royaltour.jp


最終日のお昼は、地元担当ガイドのアインさんのオススメ
だというお店「BALE WELL」で食事。ちなみに、この
取材旅行は2泊4日。わりとコンパクトな日程なのに、
一体どんだけ食べてるんや?と言われそうですが…。
実はここで紹介してないものもあって、実態は
もっともっと食べてます、飲んでます!(笑)
特別に広い店ではありませんが、店内は地元の人たちで
ごった返す繁盛ぶり。何やら、適当に店の人がオススメ
メニューを並べてくれて、欲しい分だけ食べていく
システムらしい。並んでも好みじゃなかったり、
お腹いっぱいになったら食べなくてOK。料理によっては
食べ方を丁寧にレクチャーしてくれます。

店名入りのおしぼりにはGRILLED PORK SATAY、
RICE PANCAKES、SPRING ROLLS、GRILLED PORK
と記載されています。これらのメニューを好きなだけ
自由に食べたい人は、一度足を運んでみてはいかが?
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オーダーメイドのショップも、大きくなれば
ちょっとした観光スポットです。「THANG LOI」は、
テーラーとハンドメイドの刺繍商品を扱う店で、
商品が店頭に並んでいるだけでなく、制作している
様子の見学ができ、いろいろな説明もしてもらえます。
刺繍に関しては、蚕の成長から糸を取り上げる過程、
糸を織り上げる過程、実際に刺繍しているところ
などなど、全ての工程がわかります。
日本語の話せるスタッフが一通り説明してくれ、
無料でお茶のサービスもしてくれますが、「では
こちらの商品はどうですか?」的なゴリ押しの
売込はありません。日本人はそういうのが苦手
なので、リラックスしていろいろ見ることができる
ありがたい雰囲気のお店です。
この葉っぱの中に生まれたての蚕の幼虫がいます。
しらすくらいの大きさです。
見本の図柄の写真などを横に置いて、簡単な下絵を
描いただけで刺繍を仕上げています。びっくりするほど
細かい作業です。
民芸品などの製造直売もやっています。ベトナム人は
女性の方が働き者らしく、こうやってしっかり作業
し続けている男性は、かなりの働き者らしいです(笑)
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ぱっと見は着るもので結構ごまかしていますが、
歳も歳なので身体のサイズを詳細に測られると
何だかなぁ~とは思いつつ、オーダーメイドは
チャレンジしてみたいですよね(笑)
ガイドブックなんかを読んでいると「アオザイを
オーダーメイドしてみよう」的な記事が多いので、
オーダーメイドはちょっと特別なものと思っている
人がいるかも知れませんが、実は普通の洋服も
全然OKなんですよ。もちろん、ここぞとばかり
パーティドレスなんかを作るのもいいんですが、
ちょっとしたシャツやスカートなんかを作るのも
お得なんです。シャツなんかだと、日本で
普通に既製品を買う値段で、この世に1枚しかない
オリジナル、しかもジャストフィットサイズが
自分のものになります。もちろん値段も質も
いろいろあって店の規模もさまざまですので、
どういうところでどういう風に作るかは
あなた次第なんですけれど…。
こちらは街角の気軽なテーラー「Tina」。
奥さんはとても気さくな感じで、店に一歩入れば
すぐ注文できます。観光客が多いので、地元では
必要ないと思われる冬用のコートやジャケット
なんかの見本もいっぱいありましたね(笑)
花や果物が供えられたこのキラキラなものは、
日本で言えば招き猫的なアイテム。商売繁盛を
願って、店先に置いておくものなんだそう。
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ベトナムと言えば、最近では雑貨やオーダーメイド
がすごく注目されていて、日本人の若い女性が
訪れることも多いですよね。衣料品なんかを見ても、
メイドインチャイナ、コリアに続きわりとベトナム製
のものを見ます。私もこの取材に持っていった
ユニクロのTシャツがベトナム製でしたし…。
とは言っても、ホーチミン、フエ、ハノイくらいは
何となく知っていても、今回訪れたホイアンは、
まだまだ知ってる人も少ないのではないでしょうか。
しかしその昔、実はホイアンには日本人街もあって
日本人が多く住んでいたそうですよ。そういうことも
あってかどうかはわかりませんが、何となくすごく
居心地の良い街だなーと思います。そして、そういう
ホイアンに惚れ込んで、こちらに移り住み店まで
オープンさせた日本人の方と、今回たまたまお会いする
機会もありました。

まずは、日本橋近くの「侍食堂 samurai kitchen」を
オープンさせたのがこの方、GENTAさんです。
大阪出身で、日本でお仕事されていた時の環境から、
何と我がアガサスを知ってくださっておりました。
嬉しいのなんのって! やったね、な気分です(笑)
店内には兜飾りや着物を配し和風な雰囲気を演出。
折鶴を箸置として使っていたり、テーブルには帯を
敷いたりと、ちょっとした工夫で日本の美しい
雰囲気がかなり出ていて素敵なお店でした。
「ならどっとFM」のインタビュー中!

続いては、本当にオープンしたばかりという
「cool japan in hoi an」の比留川さん(本人の写真は
ないんですが女性の方です)。日本とベトナムの
融合作品をということで、日本人の感性で選んだ
ベトナム雑貨のお土産などは、他にはないセンスで
興味深い店です。アオザイや着物のレンタルなども
やっているようです。
もしホイアンを旅したら、ぜひとも両店に寄ってみて
ください。ホイアンのディープな情報、おもしろい
話が聞けるかも知れませんよ!
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ベトナムは、本当にカフェメニューが安くておいしいです。
今回のホイアンでも、店内に入った瞬間心が躍る店が
ありました。それはThe Cargo Club restaurant and
Hoi An Patisserie(カーゴー クラブ)という店です!
2階のテラス席からトゥボン川沿いの風景を眺めながら
お茶とケーキが楽しめて、レストランスペースも
ありました。しかし何と言っても、1階のショーケースに
ケーキが並ぶ様を見るのがスイーツ好きにはたまりません。
Mango Cheesecakeが35000ドン、Baby Pavlovaが
45000ドンなど、日本のケーキのだいたい半額程度。
しかもボリュームは倍! この店の近くに住んでたら、
きっと今よりかなり太っていたことでしょう(笑)
ちなみにプリンの後ろに見えるVietnamese White Coffee
のホットは22000ドン。安過ぎる~!
窓際の席は満員御礼。みんなティータイムを満喫中。
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ランタンの産地でもあるホイアン。街角の土産物屋で
売っているのはもちろん、製造風景を見学することも
できるし、どの建物にも普通に飾られています。
色鮮やかで大小取り揃えられたランタンは、昼間
見てもきれいですが、夜はもう格別です!
チャンフンダオ通りとバクダン通りの間の区間が、
日時限定(月・水・金・土曜の夜6時~9時)で
歩行者天国になるので、幻想的な風景を楽しみに
ぜひ出かけてみてください。
何やら製作中です。
街角では無造作にこんなものが…。骨組がよーく
わかりますね(笑)

ナイトマーケットも活気があって超オモシロイですよ。
夜の街の美しさもぜひ体験して欲しいですね。
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