めっちゃお久しぶりの更新で、
どうもスミマセン。

2月6日の日曜日にアバローム紀の国で開催された
「カクテルコンペティション和歌山大会」に行って来た。

実は、昔ほどひんぱんにはバーカウンターに陣取ってはいないのだが、
たまに顔を出すと、やはりあの雰囲気はおさまりが良いというか、
だらだらと居座りたくなってしまう。

安くワイワイと飲めるお店も好きだけど、
キリリと自分の時間が楽しめる空間の方が好みだ。

ああっ、飲みたくなって来た…。
その前にきっちりお仕事を(苦笑)

社団法人・日本バーテンダー協会に行われたこの大会。
当日は、全国バーテンダー技能競技・関西地区本部大会と、
N.B.Aフレアテンディング・バーテンダー・コンペティション、
そして地元の有田みかんカクテルコンペティションが同時開催された。

フレアテンディングというのは、あれです。zenkei
トム・クルーズ主演の映画「カクテル」。
まるでジャグリングのように、お客さんを楽しませながら、
カクテルを作るという、あれです。

残念ながら、次の仕事の都合で
観戦することはできなかったのだが、
和歌山支部代表の「Bar&Espresso Booze」の岡田さんは
残念ながら2位だったとのこと。これってお店に行けば、
やってくれるのだろうか??

さて、技能競技の部は14名の出場者により争われた。
残念ながら和歌山からの出場者はいなかった。

競技は事前に行われた「フルーツカッティング」、
それと「課題カクテル」「創作カクテル」の3競技により競われ、
4位までに、5月で石川県で行われる全国大会への切符が与えられる。

課題カクテルはマティーニ(スイート)。
メジャーカップを使わずに、正確な量を測り、作れるか。
バーテンの技量が試される競技だ。

創作カクテルは、フィギュアのフリーみたいなもんで、
各自の個性、表現力が試される競技だ。

会場は驚くほど静かで、ステアする音くらいしか響かない。
こんなに緊張感のある競技会になるとは思わなかった。
皆さん、マナーが良いです。

それにしても感じたのは、
バーテンダー1人ひとりの所作。
じっくり観察すると、当たり前だが動きが見事に違う。

キリリとグラスの雫を切る人もいれば、
しなやかに、まるで舞踊でも踊るかのごとく、

なめらかに腕を振るバーテンも。barten

シェーカーを持つと、ステージ上から見栄を切って、
おもむろに上下する。観客の方向を凝視して、
リズムよく振り切る。これって芸術点もあるのかな?

競技の後には、有田みかんカクテルコンペティションが行われた。
これは有田みかん(のジュース)を使った
創作カクテル大会で、12名の参加者がしのぎを削った。

和歌山からは「サウスウエストカフェ」の村下さんが出場したが、
残念ながら、優勝は叶わなかった。

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最後までは観戦できなかったのだが、
地元のフルーツを使ったカクテル大会が、
今後も開催されると地域の活性化にもつながるはず。
次は、じゃばら? ゆず?

それにしても、今回、感じたのだが、
やはりこの手の仕事は「人」が出るよなと思う。

「この人のカクテルが飲みたい!」と
感じさせる選手が何人もいたしね。

こりゃ遠征計画しないとな(笑)

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総合優勝は、池田育世さん(NBA大阪北支部)

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有田みかんカクテルコンペティションの優勝者は、村田省吾さん(NBA大阪北支部)。フレアテンディング優勝者は、濱口貴志さん(NBA南大阪支部)。