幅書店の88冊 トーク&サイン会

e5ba97e382aae38396e382b8e382a7この間、BACH代表のブックディレクター・幅允孝氏の
著書発売記念・トーク&サイン会へ行ってきました。
ちなみに開催会場は、大阪でも神戸でも京都でもなく
和歌山! しかも日高川町の「イハラ・ハートショップ」
です。アガサスをちゃんと読んでくれている人なら、
ちょいちょい出て来るこの店名に、きっと覚えがある人も
いますよね? ここは旧美山村、椿山ダムやヤッホー
ポイント近くののどかな場所にある本屋さん。
都会でも本屋の在り方が問われる昨今ですが、田舎に
あっても、いいえ、田舎にあるからこそ(と私は思う)、
本が人の人生にどれだけ影響を与えているものか、
なんてちょっと難しいことを、きちんと考えてやっている
素敵なところなんですよね~。

と、何だか前置が長くなりましたが、本と本を取り巻く
環境に愛情を注いでいる店主の井原さんの人柄に魅かれ、
スゴイ人たちが自然とここに集まって来るようで、今回の
イベントも実現したようです。

e79c8be69dbfe38282e4b8a6e381b6当日は、店の前にブルーシートを広げ、幅さんが著書で
紹介した本を中心に並べ、その前にイスを置きご本人と
井原さんがトークを展開。その同じブルーシートに
体育座りでみんなが座って話を聴く、という感じ。
暑くて痛い(笑)のもなんのその、平日の昼間から50人弱
の大人が熱心にひとつの空間を共有したのでした…。efbc92e4baba

おひさの中之島。

久々の大阪出張。
取次さんや同業者さんとの打ち合わせ&ご挨拶の合間に、
中之島にあるダイビル内の編集集団140Bの事務所に立ち寄る。

こちらの社長である中島淳さんは、
自分がまだ月刊アガサスの編集長を務めていた際に、
お会いして以来、細々とおつき合いをしていただいている。
何度もお会いしているのに、今回は3年ぶりということもあってか、
何を喋っていいのやら、すっかり頭が真っ白に。
憧れの人とお会いする時は、どうも挙動不審になっていけない。
「山の本屋さん」として、すっかり全国区となった
日高川町にあるイハラ・ハートショップの井原さんより
連絡をいただかなかったら、このタイミングでは伺わなかっただろう。
写真、撮られておいてよかった。感謝です。

daibirところで、このダイビル。
ご存じの人も多いと思うけど、来年取り壊されることが決定している。
う~ん。
初めて入った日、ああこんなビルで働きたいと思ったものです。
もちろん老朽化などの問題もあるのだろうが、
あんなに存在感のある、刺激的な建築物をなくしてしまうとは。
何とか保存できんものかと思う。
時代と逆行しているような…失ってからでは遅いんだよねぇ。

20090515154152

3年ぶりの靭公園。行きつけだった中華料理店がない(泣)