中国の桂林とよく比較されるハロン湾ですが、
向こうが川なのに対してこちらは海ということで、
渡っていく面が広がっている分、より変化に
富んだ風景が楽しめるのではないでしょうか。
海上には、石灰岩が浸食されてできたユニークな
形の島が大小合わせて3000もあるということ。
でっかい紀の松島のよう、と表現する日本人も
いるようです。実際に湾をぐるっとクルーズ
していて、特別に変わった形をしているものが
あるわけではありませんが、小さいものでも
そのひとつひとつが“そそり立つ”という
イメージで、どこを切り取ってもなかなか神秘的
な風景になっています。
ということなので、クルーズ中デッキに出れば、
いつでもシャッターチャンスが狙えます。
もちろん朝日や夕陽の時刻の美しさは格別ですが、
さすがは年間150万人が訪れるというハロン湾、
日帰りの小型船と宿泊クルーズの大型船を
併せれば600隻もの船が行きかう風景は、いつでも
どこでも見応え満点なのであります。
そしてこちらは、ハロン湾のシンボルともいえる
闘鶏島(実際には帰りの日に見えます)。
見る角度によって、2羽の鶏が闘っているようにも、
キスしているようにも見えるんだとか。
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