和歌山でも古民家カフェが何軒もあるように、大都会ソウル
にも伝統茶屋がけっこうあります。今回は、友だちが
しっかりチェックを入れていた「トゥラン」という店へ
出かけました。ここは韓日合作(日本では日韓と言ってるかも
知れませんね)映画「カフェ・ソウル」の撮影にも使われた
という店で、たぶん通常の観光ではなかなかたどり着けない
ような、奥まった路地にありました。
こぢんまりとした店内には箱庭があり、庭を眺めながら飲む
伝統茶が、まったりとした空気を運んでくれます。
今までも韓国で何回かこういうメニューはいただきましたが、
総体的に日本よりちょっと甘めなのが通常でした。しかし!
ここは素材を生かしたヘルシーな味わい。ただの素朴な味
ではなく、逆に都会的というか…私的にはもっともおいしいと
感じましたが、もともとはっきりした味が好きな韓国人に
とってはどんな印象なんでしょうね? 日本の若い女性には
かなり受け入れられる味だと思うんですが…。
お餅かおこげのお菓子に伝統茶をセットしたメニューで
1人前9000ウォン。お茶は2人前からの注文ですが、
お餅とおこげは半分ずつのセットにしてもらえるというので、
もちろん両方注文! あぁ~、和歌山にあったら絶対
しょっちゅう通うのにな~!!(笑)
この路地感! わざわざ目指して行かないと、巡り会うことは
ない店でしょう、多分…いや、きっと…。