これを書いているのが2024年12月16日、早いもので2025年まであと半月だ。撮影の仕事や原稿締め切りはいくつか控えているものの、どれも年明け納品ということで、ちょっと気が緩んでいる。
それにしても今年はいろいろ目標を立てたものの、どれも達成できずに終わりそうだ。体脂肪〇〇%キープ(数日絶食すれば可)とか休肝日年間100日(日が足らない)とかSUPやりたいとか(ホントにやりたいのか)全然できていない。
特に夏以降は体重と体脂肪がじりじり増えはじめ、今では腰まわりがビタビタ。数年前と比べて今年はそこそこウォーキングの時間を確保しているし、たまに筋トレもしているのだが、全く引き締まらない。年齢のせいとはいいたかないけど、代謝の低下を感じる初老の冬。
くだらない独白でスペースを埋めてしまった。改めて一年を振り返ると、今秋訪れた彦根城取材がまず思い浮かぶ。
新社会人としての就職先の本社が彦根市にあったということもあり、彦根城には勝手に縁を感じている。2泊3日の新人研修では、毎朝天守閣下までジョギング。琵琶湖を眼前にイマジナリーお客様に向かって大声で挨拶、という研修もあった。今もやっているのだろうか。
2度目の来城は3年ほど前、別件取材前に初めて天守閣を訪れた。日頃和歌山城を見慣れているからか、小ぢんまりした、でもシンプルに可愛いお城だなというのが第一印象だった。
驚いたのが天守閣内の階段。ほぼ直角で梯子のような階段をお土産と撮影機材を担いで上り下りしたのは苦行だった。それが災いしてか本番の取材時には疲労困憊。頭に酸素が回らずキレの良い取材ができなかったのを今でも悔やんでいる。
あれ? いい思い出がないぞ(笑)
気を取り直して今年の秋、3度目の来城は彦根城の世界遺産登録に向けた取り組みについて関係者の方々に伺った。詳しくは書けないけど、登録に向けた切り口の考え方や地道な調査、それに関わる人々の熱量、どれひとつとっても興味深く拝聴した。今後自分の将来のどこに活かせるかは不明だけど。
取材時には天守閣への登城は叶わなかったが、いずれプライベートで行ってみたいお城だ。最近、神社取材も楽しくなっている自分。なんだかすっかり大きくなったな。そりゃ代謝も落ちてくるわな。
(2024年12月18日更新)