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【わかやまぶらぶら】ネタの宝庫だった県最高峰の道の駅/道の駅 田辺市龍神ごまさんスカイタワー

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あくまで個人的見解なのだけど、一般的な県民の皆さんが通行経験のない道路のトップが「高野龍神スカイライン」だと思う。県北部の高野山と中部の龍神を縦断できる観光ルートとしてはとても便利だし、ツーリングやドライブに興じる皆さんはゴールデンルートだと思うけど、こんな仕事をしている私ですら「完走」したのはたぶん3回。

すっかり無理をしない主義になった私が高野山、龍神双方で同じ日にアポイントを入れるという酔狂なことはしないのだが、それでも3回通り抜けたというのは、どちらかのエリアで仕事が終わった後に「どうせならスカイラインを通って帰っちゃいます?」的なテンションでハンドルを握った3回だ。

来た道を引き返す方が帰宅時間は圧倒的に早いし、当然、めちゃめちゃ疲れる。山間部のドライブは神経をつかうし、腰への負担もハンパない。心身がフレッシュな状態ならまだしも、そこそこ仕事をしてからこのルートを通るのはそもそも無理ゲーなのだ。あっ、もちろん私の場合で、あくまで個人的見解。

前置きが長くなってしまった。そんなレア度高めな高野龍神スカイラインの中間点に位置する「道の駅 田辺市龍神ごまさんスカイタワー」(以下、ごまさんスカイタワー)にはネタ探しに龍神温泉周辺を訪れる流れで、完走した回数以上に立ち寄っている。

というわけで行ってまいりましたよ、県最高峰の道の駅へ。前回訪れたのはコロナ前のいつか。建物はさすがに変わっていないけど、2階に上がると、「残酷な天使のテーゼ」の作詞でおなじみの及川眠子さんの図書コーナー「及川眠子文庫」があるではないか!

及川さんは和歌山県出身だけど、なぜごまさんスカイタワーにオフィシャルコーナーがあるのか? 詳しく知りたい人は検索すると記事が出てくるので、そちらをご覧いただくとして、ひとの本棚をのぞき見するのが大好きな私としては、なかなか興味深いラインナップだった。人は読んだものでできている、と思う。このフロアはイートインスペースとしても開放されているので、ライブラリーの本を片手にドライブの疲れを癒やしてください。

今回の来訪は、スカイタワー展望塔からの眺望を楽しむのがメインイベントだ。塔の高さは33メートル。護摩壇山にちなんで護摩木を積み上げた形をしている。

展望塔に上がるのは約20年ぶり以来で2度目。初めて上った時にここで知人に会ったのだが、そもそもこんな標高約1300mの山上で顔見知りに出くわすなんて、運がいいのかなんなのか。どうりであれから宝くじが高額当選しないわけだ(昔から当たっていない)。

360度見渡せる展望塔からは大台・大峯山系や紀伊水道の島々、見通しの良い日には四国山脈まで眺めることができる、らしい。絶対無理なんだろうけど、窓が開いていればもっと開放感が味わえるのになーと思いつつ、地上に戻る。展望塔には入場料が必要なのであしからず。

ラストのお楽しみはこちらで人気になっている「ごまごまソフト」。龍神村内の施設で実施されているステッカーラリーの期間中に提供してくれる特別バージョンで、龍のあめちゃんがトッピングされているのだ。

ここでハプニングが!
暑さでソフトが溶け出して、あめちゃんが落下! 地面で粉々になってしまった…。残念ながら味は確認できなかったけど、ソフトクリームはごまの風味がマイルドでおいしゅうございました。

ちなみにごまさんスカイタワーの公式Xからは最新情報がポストされているので、気になる人はチェックしてみるごま(←突然、なに??)。

2024.07.31更新)

ユニークなキャラクターがお出迎え

ステッカーラリーの冊子と、ごまさんスカイタワーで購入金額1000円以上でもらえる記念品の切符

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