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【わかやまぶらぶら】妖怪と鯉(恋)のパラダイス!?/御坊市『日高港塩屋緑地(Sioトープ)』

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この日は印南町での打ち合わせの帰りに御坊市内に立ち寄ることにしていた。いろいろご縁がある印南町については書きたいところがたくさんあるので、追々アップします。

『日高港塩屋緑地』は、中紀エリアで取材や打ち合わせがあった時の休憩場所として昔からお世話になっていた。愛称「Sioトープ」、御坊市塩屋町の塩(シオ)から「シオトープ」と呼ばれているそうな(今、知った)。

延長約100メートル、幅最大15メートルある親水池内には、漫画家「水木しげるが描くゲゲゲの鬼太郎と和歌山の妖怪」をテーマにした像が10体鎮座している。鬼太郎をはじめ猫娘やねずみ男といったおなじみの面々もいれば、初対面の方もいらっしゃる。ちなみに一番奥に控えるのは、鬼太郎のライバル・ぬらりひょんだ。爽やかな緑地公園になぜ妖怪?と昔から疑問だったのだが、それはまだ解消されていない。

さて池をのぞき込むと、錦鯉たちが我が物顔で泳いでいるではないか。久々に訪れたので定かではないのだが、昔からいたっけ?? なんでも御坊市のリリースによると、「200匹の錦鯉が泳いでいるSioトープを『恋(鯉)人の聖地』として売り出している」と書かれている(一部要約)。ここ数年でリニューアルしたのだな。

池の周囲を歩いていると、錦鯉たちがこちらに寄って来て、口をパクパクしたり、派手に水しぶきをあげたりアピール合戦スタ―ト。すんません、当方エサ持ってないっす。しばらくするとUターンして去っていった錦鯉オールスターズ。生き物たちは賢いから人の心はもとより、懐具合さえも見透かすのだ。

入口近くの東屋には「こいみくじ」や「鯉のえさ」が入ったガチャガチャが3台設置されている。そして看板には錦鯉たちの写真と名前がずらり。ここから自分だけの「推し」を見つけるわけだ。

地域に誕生した気軽に会いに行けるアイドルならぬ「鯉」ドル。みーやちゃんと共に御坊市PRのセンターを務めることができるか、その動向に注目しよう。

2024.07.11更新)

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