(前回の続き)
湯浅伝建地区を巡る前に立ち寄っていたのが、JR湯浅駅周辺だった。ニュースで報じられていたから旧駅舎がリノベーションされたというのは知っていたけど、隣になんか新しくてごっついの建ってるやん(汗)
JR湯浅駅の旧駅舎がリニューアルオープンしたのが2023年5月。築約90年の木造旧駅舎を、写真などをもとに復元したそうな。施設内にある飲食&物販店の『湯浅米醤』は、過去に何かとお世話になった源じろうさんの事務所がプロデュースされたということもあり、見学にうかがった次第だ。
湯浅は海と山の幸や、醤油、味噌といった醸造業が盛んだし、豊かな食文化が根付いている。飲食コーナーではそんな地元の食を堪能できる種類豊富なおにぎりを筆頭に、そばや定食などからチョイスできる。お洒落なディスプレイが目を引く物販コーナーも抜かりなく、醤油や味噌などを中心とした地元産品たちが行儀よく並んでいる。そうそう、電車を真横で眺められる木のデッキテラスがあったのは斬新でした。
というわけで、お昼ごはんの時間。おいしゅうございました。
二八そばのセットと、おにぎりセット
今年5月に行った時のメニューなので、今はメニューが変わっているかも。おにぎりの具は、焼きあじと大葉、こぼれ釜揚げしらす、ぶどう山椒と猪しぐれ、なまり節もろみマヨネーズです。かまどで炊いたご飯でできたてのおむすびが味わえます。
で、冒頭に「ごっついのが建っている」と驚いた建物の正体は『湯浅えき蔵』という複合施設。
1階には商工会と観光交流センター、JR湯浅駅の改札口が入っている。ちなみに旧湯浅駅のホームを利用し、改札口だけ移動して運用されているそうだ。2階には町立図書館とカフェ、3階は地域交流センターと会議室が入っている。
さらにもう1つ驚いたのが、駅前の駐車場が2時間無料だったこと(2024年5月現在)。めっちゃ大盤振る舞いやん! ここに車を停めて町なかを散策できて観光客の皆さんも大喜びやん! 他の観光スポットは駐車場代を徴収するケースが増えているのに、すごいぞ、湯浅町! というわけで、ネタ収集にちょくちょく行きます。今度はナビなしで大丈夫かと(汗)
(2024.06.14更新)