県内ロケハン旅の第二弾は串本町、今年3月に行われたカイロス打ち上げ時の現地観覧は叶わなかったので、宇宙への夢の続きを探しに行ったのだった(←いいこといったつもり)。その時の顛末はアガサス・ビィの公式XやInstagramで公開したし、和歌山放送「オークワはっぴいアフタヌーン」で披露したので、ここでは別のスポットのお話を。個人的にはロケハンのホントの目的地だったりする。
まずは『JR紀伊有田駅』の駅舎アート。ちょい前に開催された芸術祭「紀の国トレイナート」の際に制作された作品で、駅舎の壁や天井、床のほぼ全面に描かれた海や山の自然、サンゴ、魚などが生き生きと描かれている。作者である和歌山県出身の画家「まつお」さんは、丸をモチーフにした絵画制作をされていて、Instagramで初めてチェックした時から気になっていた。
自分が青色好きというのもあり、駅舎に入るとコンパクトデジカメ&スマホのシャッターをひたすら押しまくり、動画も長尺で回した。写真家の幡野広志さんの「感動とシャッターは比例するものだ」という言葉を思い出す。
もう1ヵ所は、潮岬観光タワー1階にある『TSUBAKI COFEEE AND MORE』というカフェ。もともと串本町内の倉庫をリノベーションした空間で営業されていて、過去にアガサスの表紙を飾ってくださったこともあった。どのメニューもとてもおいしくて、レモンの香りをまとったキーマカレーや、ピーナッツクリームのトーストは今も舌の記憶に残っている(というわりに表現が曖昧)。現在の店舗ではカフェメニューが中心のようだ。
この日はお客さんとして訪れていたにもかかわらず、メニューを前にすると配置を変え、構図を改め、あらゆる角度から撮り続けてしまった。プリンもケーキも、またいつか…。
(2024.06.03更新)