2024年1月より外装の改修が行われていた『雑賀崎灯台』(和歌山市雑賀崎)が改修工事を終え、5月18日(土)から見学できるようになった。外壁の塗装やタイルの張り替えなどが完了した灯台の白壁と青空のコントラストがさらに際立っている。
瀬戸内海国立公園の入口にある雑賀崎は、安全な航行を行う船舶にとって重要な目標地とされている。そのため1960年3月31日、和歌山市が観光用の展望施設を整備し、海上保安庁が上部に灯台を新設。2019年8月には展望広場がオープンした。
昔から夕日展望の名所として親しまれていて、特に春秋の彼岸の中日の夕日は「ハナが降る」ように見えるという伝承があり、それを見る(拝む)風習が今も残っている。
晴れた日の眺望の良さは格別! 個人的には春先から初夏にかけて、新緑の鮮やかな番所ノ鼻や双子島あたりを眺めるのが好きだ。
(2024.05.31更新)