今年4月に行ってきた高野山ロケハンのお話。短中期の仕事を受けるとなかなか遠出できないので、例年4、5月は普段行けない地域に足を運ぶのが恒例行事だ。決して暇だから、ではないぞ。
2024年の一発目に訪れたのは高野山。下界の桜はピークを過ぎていたけど、山上のそれは場所によって満開だったり七分咲きだったり(明確にはわからないけど感覚で)、つぼみのままだったり。寺社の雰囲気と相まって、誰でも絵になる写真が撮れそうだ。知らんけど。
高野山ロケハンの目的は2つあって、1つは「ポケふた」だ。ホームページによると、ポケふたとは、ポケモンがデザインされたマンホール蓋のことで、株式会社ポケモンが自治体と連携した地域活性化策として、それぞれの地域にちなんだ世界に1枚だけのポケふたを制作し、各地域に無償で寄贈している取り組みなんだそう。
ポケふたは、和歌山県内では和歌山市役所前の他、高野町、白浜町、那智勝浦町、串本町の計5カ所に設置されているのだが、今回は高野町バージョンを探そうということで、現地に馳せ参じた次第。
うそです、事前に調べて知っていました。だってSNSのご時世、耳をふさいで、目を閉じていても情報は知ることになるよね。
ポケふたの設置場所は金剛峯寺第2駐車場近くの高野山観光情報センター周辺で、海外からお越しの皆さんも熱心に撮影していた。そうそう、久しぶりに高野山に来て感じたのは、外国人観光客の数! というか、これが山上の日常なのかもしれないけど、この日、自分たちが遭遇した日本人の数より多かったような。
さて、もう1つの目的は「高野山デジタルミュージアム」内のカフェで食べられる「自分で作るこうやくん最中」。写真を見ての通り、こうやくんの形をした皮に、あんこや白玉、抹茶アイスを詰めて食べるのだが、それにしても、こうやくんはいつ見てもかわいいいいい!
和歌山放送「オークワはっぴいアフタヌーン」の収録でこの時の話をした際、「こうやくんに脳みそを詰めて…」みたいな発言をして後悔したのだが、そのままオンエアされていて自分の品のなさを和歌山県中に知らせてしまったよ…。
(2024.05.27更新)