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和歌山初地域密着型アイドルグループ『Fun×Fam(ファンファン)』インタビュー!

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2021年春、1期生の先輩たちが卒業し、中川朋香さん、池田帆風さんがキャプテンを務める和歌山初地域密着型アイドルグループ『Fun×Fam(ファンファン)』第2章がスタートして1年。コロナ禍もあり、本来の活動が難しい状況でメンバーを引っ張るキャプテン2人の思いから現在の活動、これからの目標などをお話いただきました。今回ご登場いただいたメンバーの皆さんはこちら!

(写真前列右から)中川朋香(ともか)さん、池田帆風(ほのか)さん
(写真後列右から)榎本朱里(あかり)さん、中西知優(ちひろ)さん、木原佳暖(かのん)さん、黒江琉愛(りあ)さん

※集合写真撮影時のみマスクを外しました


――まずは「知って、肝炎プロジェクト」スペシャルサポーターについて。どのような活動をされていますか?

キャプテン・中川朋香さん(以下、朋香さん)

Fun×Famは厚生労働省から「知って、肝炎プロジェクト」のスペシャルサポーターを委嘱されました。「知って、肝炎プロジェクト」キャンペーンは、皆さんが肝炎について正しい知識を持ち、肝炎ウイルス検査の必要性を伝えるための啓発活動を行っています。

(昨年大晦日に開催された「和歌山マリーナシティニューイヤーズカウントダウン2022」での啓発活動の様子)

キャプテン・池田帆風さん(以下、帆風さん)

ウイルス性肝炎は世界中で3億人以上が感染する世界最大規模の感染症です。しかも気づかないうちに発症し、肝炎を放置すると肝硬変や肝がんなど重い病気に進行する場合があります。

 

朋香さん

残念ながら和歌山県は2018年の肝がん死亡率が全国ワーストワンです。肝炎ウイルス検査は採血だけで簡単に、しかも和歌山県では無料で検査が可能です。この機会に皆さんも肝炎に関する正しい知識を持って、早期検査を行うようお願いします!

 

「知って、肝炎プロジェクト」について詳しくはこちら

https://www.kanen.org/

 

――和歌山県警察「特殊詐欺被害防止広報大使」にも任命されましたね。

朋香さん

特殊詐欺はいろんな手口が年々増加しています。例えば、警察・金融機関から「キャッシュカードを渡して」とか、コンビニで「電子マネーを買って番号を送ってほしい」などの電話やメールです。おじいちゃんおばあちゃん世代から私たちのような若い世代も、このような詐欺に騙される可能性があります。

(和歌山県警察「特殊詐欺被害防止広報大使」委嘱式の様子)

 

帆風さん

私たちの役割は、皆さんに詐欺の手口を広めると共に、和歌山県警に設置されている24時間対応の特殊詐欺専用ダイヤル“ちょっと確認電話”を広めることで、特殊詐欺被害から皆さんを守ることです。

 

困ったことがあれば、

 

フリーダイヤル

0120-508-878

 

508878

これはわなや(これは罠や)

 

に電話すれば、「怪しいな」や「ちょっと変だな」と思うことがあっても警察官が相談にのってくれますので、自分で判断して行動する前にぜひこの“ちょっと確認電話”に連絡してみてください。

朋香さん

このPRの一環で、和歌山県西警察署の署員さんが結成したダンスチーム「これはわなや広め隊」と一緒に私たちの楽曲「Little Valor~小さな勇気~」のダンスを踊りました。

 

ダンス動画はこちら(和歌山県警察公式チャンネルより)

https://www.youtube.com/watch?v=wTSksiMjHPQ

警察の方と踊れる機会はないですし、貴重な経験でした。西警察署の皆さんがすごいキレのあるダンスをされていたのが印象的でした。練習のあいまには、特殊詐欺について教わり、勉強になりました。このコラボダンスを通して、若い皆さんにも特殊詐欺について知っていただきたいなと思います。ぜひご覧ください!


和歌山県警察特殊詐欺広報ページはこちら

https://www.police.pref.wakayama.lg.jp/01_anzen/sagi/

――ここからは皆さんについてうかがいます。結成以来メンバーを引っ張って来た、せなさん、くぅさんが卒業して1年が経ちました。キャプテンのお2人はどのような思いでこの1年活動されましたか?

 

朋香さん
新しい体制になって不安もたくさんありましたし、メンバー同士でぶつかることもありましたが、メンバーの年齢が近いこともあって、一緒に支えあうことができました。この1年間で初めての経験をたくさんさせていただいたので、本当にちょっとですが、成長することができたのかなと思います。

 

帆風さん

イベントでファンの方々や地域の皆さんと触れ合うことができましたし、ライブでファンの方々から「楽しかったよ!」「良かったよ!」と声をかけてもらえたのが、キャプテンとしてすごく嬉しかったです! これからもどんどん成長していこうと思えた1年でした。

 

――ではメンバーの皆さんにうかがいます。この1年で印象に残っていることを教えてください。

 

朋香さん

私たちは昨年夏にテレビ和歌山さんの2021夏の高校野球和歌山大会応戦ソング「HIMAWARI」を歌わせていただいたのですが、和歌山大会に出場した友だちを身近に応援できたことが印象に残っています。

(テレビ和歌山2021夏の高校野球和歌山大会応援ソング「HIMAWARI」ミュージックビデオ撮影時のイメージカット。※ミュージックビデオはFun×Fam公式ホームページにて公開中)


帆風さん

さっき、とも(中川朋香さん)も言っていましたが、この1年しんどいことがたくさんありました。1期生のお姉さんたちがやってくれたことも自分たちで乗り越えなきゃいけないし、大変でした。でも1年目をみんなで協力して頑張って、走り切ったということですね。

 

木原佳暖さん

私は1期生の先輩方が卒業するまでは、ダンサーとして活動していましたが、第2章からはフロントとしてマイクを持つことになりました。もともとお話するのが苦手だったので、トークを中心に頑張った1年でした。ライブやスペシャルサポーターなどでの告知はお伝えする情報が多くてまだまだ未熟ですが、この1年でちょっとは成長できたかなと思っています。

中西知優さん

「知って、肝炎プロジェクトスペシャルサポーター」や「和歌山県警察特殊詐欺被害防止広報大使」での啓発活動でチラシを受け取ってくれた人たちが「頑張ってください!」「Fun×Famですよね?」と声をかけてくださったことが印象に残っています。地域の皆さんとの触れ合いが昨年は少なかったので、とても嬉しかった出来事でした。

 

黒江琉愛さん

1期生の2人の先輩たちが卒業したことでファンの方々がいない状態でのライブになるかもという不安が大きかったです。でも新体制のFun×Famになってもファンの皆さんが来てくれて、コロナウイルスの大変な時でも応援してくれました。ファンの皆さんの温かさを感じた1年でした。

榎本朱里さん

コロナウイルスの影響で劇場ライブはほとんど開催されず、野外ライブが多かったんですが、私たちを全く知らないお客さんをMCで楽しませる方法や、どのようにしてライブを楽しんでもらえるかというのを、初めて意識して考えるようになりました。それは今まで先輩たちがやってくださっていたことですが、自分たちでやっていくのがとても難しかったです。私はセンターとしてМCも担当する大切なポジションですが、一緒にセンターをしているほっちゃん(池田帆風さん)と協力して頑張っていきたい。そして、キャプテンの2人をしっかり支えていきたいです。

 

――活動中で失敗したエピソードがあれば教えてください。

 

中西知優さん

ライブで踊っている最中に靴が脱げたことがいちばん恥ずかしかったです! 衝撃でした(笑)。頭が真っ白になって、急いで履きました(笑)。ステージでは結構あるんですよ~。靴ひもがほどけるとか…。

 

榎本朱里さん

テレビ和歌山「ちゃぶ台」のロケでコーナーを担当しているのですが、1人で話さないといけないので、最初の頃は何を話していいのか頭が真っ白になりました(汗)。食レポでも、どうしたらおいしさが伝わるのか全くわかりませんでしたが、スタッフさんからアドバイスをいただいたり、自分が出演したコーナーを見直して自分でダメなところをチェックしたりして、ちょっとずつ食レポは進歩したかなと思います。でも最初の頃はグダグダで、そこは失敗でした(汗)

 

――それでは最後に、これからの目標を教えてください。

 

朋香さん

コロナの影響で地域イベントが開催されなく、参加もできませんでした。この3年くらいは地域の方々と触れ合う機会もありませんでしたが、昨年から地域イベントも復活してきているので、今年は地域の方々ともっと触れ合っていきたいです。和歌山県の良さを県外の方々にも知っていただきたいので、メンバーと協力して頑張っていきます。イベント会場でFun×Famを見かけたら、気軽に声をかけてください!

 

帆風さん

今年の4月で第2章のFun×Famが2年目に入ります。メンバーみんなで1年目よりもっと協力してファンの方々や、いつもFun×Famを支えてくださっているスタッフの方々、全ての方に感謝をしながら、もっとFun×Famのライブやイベントを頑張っていきたいと思います!


ここで堀内プロデューサーが突然登場

堀内プロデューサー

Fun×Fam 2015年にメジャーデビューしてから全国で活動していましたが、基本ご当地アイドルなので、和歌山の人たちに知ってもらうことに喜びを感じていました。だからメジャーとしての活動を終えた後、もちろん再び全国を視野に入れることはできましたが、和歌山中心の活動を優先し、これまでやってきました。

特にここ34年は、地域の人たちに支えていただき、応援していただいているのを肌で感じ、地元和歌山の人たちのために役立ちたいという思いがいっそう強くなりました。

初めて「ちゃぶ台」のロケで串本町に行った数年前は、Fun×Famを知る人はほとんどいなかったですが、この前訪れた時は「Fun×Famや!」「応援してるよ!」などたくさん声をかけていただき、少しずつですが和歌山の皆さんにもFun×Famの存在が浸透してきたかなと感じています。

先ほどメンバーから説明があった「知って、肝炎プロジェクトスペシャルサポーター」や「和歌山県警察特殊詐欺被害防止広報大使」のほか、「和歌山市消防局ファイヤアンバサダー」、今回で6年目になる「令和4年度赤い羽根わかやまスペシャルサポーター」にしても、地元に貢献することを目的に11年前スタートしたので、故郷の人たちのために役立つことで成長していけるのがこのチームなのかなと改めて感じましたし、そこは今後もブレずにやっていきたいです。コロナ禍になり、なかなかイベントも開催できませんが、テレビやラジオへのレギュラー出演やSNSからの発信を通して、和歌山の魅力をこれからも伝えていきます。

 

和歌山初地域密着型アイドルグループ『Fun×Fam(ファンファン)』

今年で結成して11年、故郷・和歌山が大好きな県内出身の女の子たちで構成された和歌山初のご当地アイドル。名前の「Fun×Fam」とは、グループのモットーである「楽しませる」、「楽しむ」の「Fun」と、メンバーと和歌山の人たち全員がひとつの“家族”という意味の「Family」から命名された。

2ndアルバム「StartLineⅡ(スタートライン2)」、結成10周年記念シングル「Little Valor~小さな勇気~/光の轍」発売中。

令和4年度赤い羽根わかやまスペシャルサポーター/和歌山ジャズマラソンスペシャルサポーター/和歌山市観光発信人/和歌山市消防局ファイヤアンバサダー/厚生労働省「知って、肝炎プロジェクト」スペシャルサポーター/和歌山県警「特殊詐欺被害防止広報大使」

公式ホームページ http://www.funfam.net/

公式ブログ http://ameblo.jp/funxfam/

公式Twitter https://twitter.com/funxfamofficial