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【前編】『FunxFam』結成10周年記念シングル『Little Valor~小さな勇気/光の轍』発売記念インタビュー!

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和歌山地域密着型アイドルグループ『Fun×Fam(ファンファン)』が結成10周年記念シングルLittle Valor~小さな勇気/光の轍』2021331日(水)に発売! 結成10周年記念シングルでもあり、結成時からチームを支えてきたキャプテンの須左美静奈さん、ダンスリーダーの池田胡桃さんのラストシングルにもなります。そんな思い入れたっぷりのシングルや卒業について、お2人にお話しをうかがいました!

――まずは12thシングルLittle Valor~小さな勇気』についてお話しください。タイトル曲は2ndアルバム『StartLineⅡ』からのシングルカット曲です。…これは「リトルバロー」と読むんですね。



堀内プロデューサー

それ、ちゃんと発音して。

 

池田胡桃さん(以下、胡桃)

りとるばろぅ(やや巻き舌で)。

 

一同 爆笑

 

――改めて、今回のシングルについて教えてください。

 

須左美静奈さん(以下、静奈)

「小さな勇気」という意味のLittle Valor「光の轍」が両A面。それにTIME GOES BY」「R0LL OVERが入った全4曲です。4曲とも曲調が違うので、聴きごたえがあって楽しめると思います。ライブでの振付は「くう」が全て担当しています。

Little Valor」は、2ndアルバムにも収録されていますが、どんな大きな壁があっても、つまづいても、小さな勇気をもって一歩踏み出そう、という勇気の出る明るい応援ソングです。卒業したはぁちゃん(中井葉月)が、今残っているメンバーに残した言葉や思いが込められている、メンバーも大好きな曲です。「光の轍」は…自分でいいますかね(笑)

 

胡桃

(笑)

 

静奈

これまで卒業したメンバーが作ってくれた光り輝く道を、「くう」と「せな」が抜けた11人で、見失わずに辿って来てほしいなという思いが込められています。

この曲は「せな」と「くう」の卒業の歌でもあり、プロデューサーの堀内さんが作詞を担当してくださいました。1番は「せな」について。2番は「くう」を思って書いてくれました。歌詞には過去のオリジナル楽曲名がちりばめられているので、そういう部分にも注目してほしいです。

R0LL OVERは、速いテンポのカッコいいスカナンバー。TIME GOES BYは、ハモリがあって…今までもハモりの曲はありましたが、今回はガッツリハモっています。主旋律担当とハモリ担当に分かれていて歌唱していますが、結構難しかった。でもきれいなメロディになっています。

――お2人とも1期生ということで結成以来ずっと活動されてきましたが、今春卒業ということで心境などをお聞かせください。

 

静奈

シングル発売日の331日に卒業します。卒業を決めたというより、必然的にそうなった。続くならば、「せな」はずっとFun×Famを続けたかった。自分で辞めるという決心はつかないし、いつまでもずるずる続けていたと思うので(笑)。でも今回、大学を卒業し、就職という道を進むためには卒業しなければならない。続けられるものなら、絶対に続けていたと思います。

当たり前のようにFun×Famのある生活で10年やってきました。何よりもFun×Famを優先してきた。Fun×Famがなくなることは考えられないですが、ゴールは決まっているし、その日には確実に卒業なので、今は思い残すことのないよう、楽しみたいという思いでいっぱいです。

 

胡桃

私の場合は、27日に卒業しました。でもまだ実感はなくて。

 

静奈

来てるしな(笑)。

 

胡桃

3月31日までは、ね(笑)。今までは、せなとくぅが後輩メンバーに、細かく指示をしてきた部分はあったんですけど、2人が卒業すると決まってから、メンバーの成長を感じる部分が増えました。そういう姿を見ると、私たち2人が関わらなくても、みんなが自分たちで進めていけるし、意識や表情がこれまでとは全然違う子もいるので、私たちが卒業してもちゃんとやっていけるという実感はあります。でも卒業の実感は今のところないです(笑)。

 

静奈

3月31日には私たちは完全にいなくなるから、それまでに自分たちでなんとかしようと思ってくれていると思います。

 

 

――10年間の活動で印象に残っているエピソードは?

 

静奈

中学3年生でキャプテンになった時、そこが一番しんどかったし、楽しかった。それまでは他のメンバーのMC中でも何も考えずに立っていただけでライブは進行していたんですが…今振り返るとアホなんですが(笑)、その時は、誰かがやってくれる、当時のキャプテンが喋ってくれる、と思っていました。

でもいざ自分がキャプテンに就任した時、全てやらないといけない。当時は笠松美夕とWキャプテンだったんですが、やるべきことが多くて、しかもできない。

一番しんどかったのはMCです。全くできなかったので、話すたびに怒られました。「なんで私やらなあかんのかな」って思っていた時もありましたが、そこが一番辛かった。でもそこで怒られたことや苦しかったことが糧になって、今、楽しくライブできています。楽しかったことはいっぱいあるので、しんどかったことが出てきちゃうんですけど(笑)。

Fun×Famシアターでのライブだったら、「キャプテンなりたて」というのをファンの皆さんもわかっているので、ぐだぐだになっても笑ってくれますが、地域イベントやお祭りに出演した時は、難しかった! Fun×Famを知らない人たちに注目してもらうためには、地域ごとに違うMCをするべきなのですが、それができなかった。話す内容を本番前に堀内さんから聞いて、一生懸命覚えて話すんですが、それが本番ではできないんですよ。喋り方とかめちゃめちゃ怒られました。そこがしんどかったですね。

 

胡桃

Fun×Famには専用の劇場があるし、ラジオやテレビのレギュラーもある。イベント出演やアンバサダーなどの役を引き受けることもここ数年で増えてきました。一般的には「アイドル=ダンス・歌」というイメージがあるけど、それだけじゃない濃い経験がたくさんできました。

ダンスリーダーになってからは、全員がビシッと揃って、大きく動いて全身で表現するダンスの振り付けを意識しました。お客さんが見て楽しいだろうし、フリ真似しやすい動きです。普段からダンス番組やユーチューブを見るなどして、ダンスの深い部分まで研究していました。

私はどちらかというとコミュニケーションが取れないタイプですが、意識が変わったのは、アイドルばかりが出演する大阪での演劇の舞台に出演していた頃。そういう現場に行くと、全く知らない人たちばかりで、私が一番年下。しかも演技が下手という立ち位置です。初めて大人の方とのコミュニケーションの取り方をそこで学びました。そこも大きい経験でした。


(後編につづきます)

 

和歌山地域密着型アイドルグループ『Fun×Fam12thシングルLittle Valor~小さな勇気/光の轍』

2021331日(水)発売 税込1300

今年結成10周年を迎えた『Fun×Fam』の前作から9ヶ月ぶり12枚目のシングル。結成以来10年に渡ってチームを支えたキャプテン・須左美静奈と池田胡桃のラストシングル。初回プレス版にはメンバーのフォトカードがランダム封入、収録曲は同じでジャケット違い4形態で発売。

Informaiton

和歌山県内のTSUTAYAWAYまたはWAY書店で予約するとオリジナルクリアファイル(数量限定)をプレゼント!

詳しくは公式ホームページをご確認ください。

 

公式ホームページ
http://www.funfam.net/

公式ブログ
http://ameblo.jp/funxfam/

公式Twitter
https://twitter.com/funxfamofficial