海南市の酒造メーカー・中野BC株式会社の清酒『CHOKYU1997』が、フランスで開催された「第6回 Kura Master 日本酒コンクール」で最高位のプラチナ賞を受賞。さらに今年初の試みとして日本酒と食のペアリングを評価する「アリアンス ガストロノミー賞（特別賞）」にも選ばれW受賞を果たした。
「アリアンスガストロノミー賞」は、フランス国家最高職人章（M.O.F）の資格を持つベルナール・ミュールラヴォー氏が選んだフロマージュとペアリングを行い、フロマージュの味わいを最も引き出す古酒として授与された。
2022年6月1日に発売されたばかりの『CHOKYU1997』は、仕込水の代わりに吟味された清酒を使用してゆっくり醗酵させ、1997年から長期熟成させた清酒。酒を酒で丁寧に仕込むことで、極めて濃く、濃醇な甘みと適度な酸味、すっきりとした後味をかね揃えた味わいだ。高級な紹興酒のような独特の風味が熟成肉やチーズとのペアリングを楽しめる。
同社の中野幸治代表取締役社長は今回の受賞について「このような名誉ある賞を頂き大変嬉しく思っております。25年の熟成酒は、今まで培ってきた歴史と和歌山の風土が評価されたのだと感じております。『アリアンスガストロノミー賞』の初代グランプリという事で、これからのフランスと日本の架け橋となるようなお酒を造り続けて行きたいと思います」と受賞の喜びを語った。
『CHOKYU1997』は300mlが税込4400円。化粧箱入り（300ml、税込5500円）も2022年7月22日（金）に発売。全国の酒屋・量販店、中野BC株式会社の社内売店「ギフトショップ長久庵」で購入できる。
中野BC株式会社
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