ベーカリープロデューサーとして、全国にさまざまな人気ベーカリーを誕生させている岸本拓也氏プロデュースの高級食パン専門店『麦たちの大行進』が、岩出市にオープン! 2021年11月26日(金)、プレオープンの直前に取材でお邪魔しました。
岸本氏と言えば、最近は頻繁にメディアで見かけるほどの有名人。その個性的な風貌と、アッと驚くセンセーショナルな店名を持つベーカリーショップの数々は、パン好きをはじめ、いろいろな人々から注目を集めています。
そんな注目の高級食パン専門店『麦たちの大行進』は、和歌山県初出店の第1号店。“大切に育てられた麦たちが、おいしいパンにしてください”と行進しながら迫って来る…というストーリーを持ち、それが店名、イラストに表現されています。
同店を経営するのは、橋本市にある建設業「株式会社Grow Earth」。和歌山県の活性化を目的とした新規事業を計画していた山崎秀樹代表取締役は、「パン屋で街を元気にする」という岸本氏の想いに共感し、食パン事業参入を決めました。
店名を初めて聞いた時の印象について山崎さんは「地域の子どもたちが登下校の際にお店の前の道を行進している様子が、店舗コンセプトと合致していて喜んでいます」と微笑みます。
岸本氏も「大切に育てられた麦が“私たちをおいしいパンにしてください”と行進するというおいしくて夢のあるストーリーを、パン屋さんとして伝えていきたい」と期待を込めます。
メニューは、「幸せの合図(プレーン)」、「素敵な贈りもの(レーズン)」を中心に、4種のサンドや食パンを使ったラスク、食パンに合う3種のスプレッドなど。最近人気の高級食パンの中でも、こちらの食パンの最大の特徴は、「水分感」「くちどけの良さ」「ほのかな甘さ」。もっちりだけど口中でとけるような味わいが自慢で、その柔らかすぎるパンを切るための、オリジナルパンナイフが販売されているほど!
「他府県にお土産として持っていける商品を目指している」と言う岸本氏。同氏の店舗づくりに欠かせない要素であるBGMについても、「店名通り、やさしく夢のある行進系の選曲で、お客さんの表情を見ながら、日によっては曲を変えるなどしたい」とのこと。
個性的な『麦たちの大行進』ですが、その個性をさらに育てていくのは、お客さんたちの感性にも委ねられそう。おいしさだけではない、人に話したくなるワクワクするような仕掛けが満載の同店にぜひ足を運んでみて!
高級食パン専門店『麦たちの大行進』
岩出市今中大溝118-1
tel.0736・60・5310
営/10:00~17:00 ※食パンがなくなり次第終了
休/不定休 駐車場/あり
(以下、プレスリリースより)
幸せの合図(プレーン・2斤・税込864円)
アメリカ・カナダ産の上質な小麦粉に、国産バターとフランス産発酵バターを使用し、喜界島産の粗糖を加えることで奥深い甘みとコクが生まれる。さらに天草の塩が素材の味を引き立たせ、飽きのこない上品な甘みを調和させた食パンに仕上がった。
素敵な贈りもの(レーズン・2斤・税込1058円)
きめ細かな口どけの良い食感に、シャンパンに漬け込みことで華やかな香りをまとったレーズンを練り込んだ食パン。瑞々しくジューシーな食感は、コクのあるミルキーな生地と相性抜群。贈りものにも最適なデザート食パンだ。
べーカリープロデューサー
岸本拓也氏
べーカリープロデューサーとして、さまざまな人気ベーカリーを全国にプロデュース。東京・神奈川「考えた人すごいわ」、北海道「乃木坂な妻たち」、鹿児島「偉大なる発明」など、行列の絶えない高級食パン専門店を日本各地にプロデュースし、大好評を博している。また、高級食パン専門店の仕掛け人として、テレビ東京系列「ガイヤの夜明け―膨らむ!“食パン”戦国時代」(2019年5月7日オンエア)やNHK「世界はほしいモノにあふれてる」(2020年2月27日オンエア)、TBSテレビ「BACKSTAGE(バックステージ)珍名パン屋さんが続々!個性派ベーカリープロデューサー」(2021年6月6日オンエア)などにも出演。