(以下、ニュースリリースより)
今回の公演は、ペーパーバック・ストーリーズというタイトルでお届けします。ペーパーバックとは、しっかりした表紙もカバーもなし。背表紙も紙で、つまりペーパーのバック。安くて、紙の質も印刷も決して上等とはいえません。軽く、濡れたり破れたりしても惜しくない。それがこの本のいい所です。
ビートルズに「ペーパーバックライター」という歌があって、「大衆向けの作家になりたい」と作家の卵が出版社に宛てた手紙が歌詞になっています。つまり「ペーパーバック」という言葉には、重厚な真実や人生の深い意義、というより読みやすく、誰にでも親しめる、という意味も含まれています。
さて、今回はこのペーパーバックの中から、アメリカのO・ヘンリーという作家の作品、「魔女のパン」「最後の一葉」「ワン・サウザンド・ダラーズ」の3作品をお届けします。O・ヘンリーは、日本でも著名な作家で、「最後の一葉」は馴染みのある作品ではないでしょうか。
上演台本として/原田一樹
演出/加納朋之(文学座)
制作/佐藤尚子(青年劇場)
演劇大学とは?
我が国最高峰の演劇団体である劇団文学座や青年劇場から俳優を講師に招き、中学生以上の参加者を対象に演劇ワークショップ「演劇大学」を開催。今回その成果発表の場として、3年ぶりに演劇公演に挑みます。ぜひお誘い合わせの上、ご来場ください。
和歌山演劇大学発表公演『PAPERBACK STORIES(ペーパーバック・ストーリーズ)』
日時 2024年2月9日(金)午後6時30分開演/2月10日(土)午前11時開演 ※開演の30分前より開場
場所 和歌山城ホール・大ホール(和歌山市七番丁25-1)
料金 全自由席 一般1000円、小中高生500円(当日は各200円増)、未就学児は無料
主催 公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団(和歌山城ホール)
チケット取り扱い
和歌山城ホール
tel.073・432・1212
※電話による予約(取り置き)も受付
ローソンチケット(Lコード:54133)