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【その2】細かすぎるけど注目したい友ヶ島のあれこれをサキドリ!

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【その2】細かすぎるけど注目したい友ヶ島のあれこれをサキドリ!

(前回までのあらすじ)
友ヶ島にめっちゃ詳しい宣伝担当「ノナウラー隊長」にナビゲートされ、友ヶ島のレアなスポットを巡る、もっと和歌山/和歌山タウン情報アガサス・ビィ 編集Mなのであった。 ※取材は202011月下旬に行いました

 

隊長
さて第3砲台跡周辺。友ヶ島の砲台は、明治政府が紀淡海峡防備のため、由良地区(淡路島)、友ケ島・加太・深山地区(和歌山市)に築造した由良要塞の1つの砲台だ。では、正門側からいざ参らん!

3】看守衛舎の銃眼部(第3砲台)
3砲台に任務に就いている将校たちが、官舎に侵入する敵を狙撃するために銃口を突き出すところ。

隊長
友ヶ島への観光客が正門側から入って来ることは少ないので、気づきにくいポイントなのだ。

M
自分たちを守るという意味で、軍の施設ならでは。城の門などでも見られるよねー。

 

4】ライトアップされた弾薬倉庫(第3砲台)
20203月に完成した第3砲台内のライトアップ。それまでは暗闇の状況下でも見学できたのだが、観光客の安全面を考慮して設置された。

M
昔は真っ暗だったもんなー。懐中電灯持参しなかったら、中に入るのは難しいよね。

隊長
この灯りは当時の雰囲気に合わせているようだ。ちょっと天井を見上げてみよう。

M
穴が開いているな。

隊長
これは弾薬などを砲台に揚げるために使用された穴だ。一般の観光客の皆さんの懐中電灯の灯りでは判別できなかったかもしれない。次の場所もそういう意味ではわかりにくいかも。

 

5】揚弾装置(第3砲台)
大砲を打つための弾を地下の弾薬庫から砲座や大砲を据えているところに揚げるための砲弾巻き揚げ機。砲台の中では第3砲台の中に唯一現存している。

M
ここも説明がないと気づかないな。この部分が砲弾を吊るす滑車になっていて、それが残っているというわけか。

隊長
これがなくなってしまうと、取り返しがつかない。とても貴重なのだ。

M
ノナウラーって…和歌山市の職員かなにか? いろいろ詳しすぎるし。

隊長
めっそうもござらぬ!(汗)。

M
侍にキャラ変してるぞ。

隊長
どのキャラに戻ればよいのやら(汗)。

6】手すり支柱跡(第3砲台)

M
これはなにかな??

隊長
今は撤去されているが、もともと付いていた手すり支柱跡を、無造作に適当にちょん切ってくれたおかげで現存しているのだ。

M
…これ、すごいの?

隊長
貴重なのだ!!

7】弾置き場のいろは(第3砲台)
3砲台の砲座ごとにある弾置き場をよく見ると、「い・ろ・は…」と書かれているのが見える。

M
これも気づかないなぁ…。

隊長
これはよく見たらわかるかもレベル、難易度低め(苦笑)。い、ろ…などという表記が時代を感じさせるな。第3砲台跡はこれにて終了。次はいよいよ友ヶ島灯台方面だ!

(次回につづきます)

↓今回巡ったポイントはここ!