マリンバ/木琴奏者の通崎睦美さんのコンサート『木琴デイズ in Wakayama』が2024年11月17日(日)に和歌山県立図書館2階メディア・アート・ホールで開催される。また11月2日(土)から17日には同館展示室において、通崎さんのアンティーク着物や、往年の木琴奏者・平岡養一に関するコレクションを展示する。
※下記は同コンサートのフライヤーより通崎さんのコメントを転載したものです。
2005年、往年の名木琴奏者・平岡養一が愛した木琴を譲り受けました。この楽器は、1935年アメリカで作られた、ケースに収めると105キロにもなる大型の木琴です。
明るく軽やかでありながら、深みのある音色、そしてマリンバの時代になっても木琴を引き続けた平岡養一の人生に惚れ込んだ結果、『木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』(講談社、2013)を上梓するに至りました。
コンサートは、本に登場するエピソードを紹介しながら進みます。多くの人が木琴に親しんだ時代の背景と共に、木琴の音色をお楽しみいただければと思います。
また、図書館とのコラボレーション企画として、和歌山県立図書館司書選書による、関連本の展示も行います。聴いてから借りるもよし、予習に読むもよし、です。
さらに、拙著の中には、音楽関連以外に、京都の話、着物にまつわる本があります。今回は、ちょっと欲張りに、私が20代の頃から蒐集した1930年代前後のアンティーク着物のコレクションも展示することになりました。
書籍や展示物も合わせて「時代を越えた響き」に浸っていただけると嬉しく思います。
通崎睦美コンサート『木琴デイズin Wakayama』
日時 2024年11月17日(日)午後1時30分開場、午後2時開演
場所 Mah!和歌山県立図書館メディア・アート・ホール(和歌山市西高松1-7-8 きのくに志学館2階)
出演 通崎睦美(木琴)、松園洋二(ピアノ)
○金春マーチ(奥山貞吉/松園洋二編)
○歌劇「ウィリアム・テル」幻想曲(ロッシーニ/朝吹英一編)
○アイネ・クライネ・ハナトムジーク(W.A.モーツアルト)
○月光値千金(L.シェイ/松園洋二編)
○鐘になったアマリリス(松園洋二)
○カルメン綺想曲(G.ビゼー/松園洋二編)
ほか
料金 前売3000円 当日4000円 学生2000円
チケット取り扱い 和歌山県民文化会館、和歌山城ホール、LURUMUSIC狐島
WEB申し込み https://musicmart.zaiko.io/
チケット予約・問い合わせ
和歌山県立図書館文化情報センター(取り次ぎ)TEL.073・436・9530
木琴デイズin Wakayama 特別企画
開催日程 2024年11月2日(土)~17日(日)
企画➀ 1階図書館内特設コーナー
和歌山県立図書館司書がセレクトした関連本
<通崎睦美×平岡養一>「木琴デイズ」にまつわる時代・文化を深める
企画② 展示室 入場無料
通崎睦美コレクション~アンティーク着物・木琴の世界~