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【わかやまぶらぶら】今日は水曜日だけど、「わかやま由良 潜水艦のカレー」を食べてみた。

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最近、原稿の締め切りやらで身柄を拘束されてしまっているため、今回は「道の駅白崎海洋公園」でゲットした「わかやま由良 潜水艦のカレー」をご紹介。「現職潜水艦給養員長監修」というお墨付きのある期待感マックスのやつだ。水彩画っぽい潜水艦のパッケージもいい味出しているぞ。

由良町の潜水艦といえば、入社1年目の時に由良湾にぽっかり浮かんでいる潜水艦を遠目に撮影したのを思い出す。アガサス19983月号「ローカルなひととき」という第二特集内で「由良湾に浮かぶ潜水艦の存在を確認することと、早朝と日没になると町内に響き渡るラッパを聞く」という取材に行った。当時の原稿によると残念ながらラッパは聞けなかったようだが、入社初年度にもかかわらず、観察眼とちょっぴりの創作能力だけで書ききった当時の自分をほめてあげたい。

そして今、26年の時空を超えて、目の前に潜水艦、ではもちろんなくて「潜水艦のカレー」が鎮座している。海の色は由良ブルーならぬ、ブラウンだ。

前置きはともかく、いざ実食。

口当たりはまろやかだけど、後から軽いスパイスを感じられて、大人も納得の味わいだ。じゃがいもやにんじんがごろごろっと入っていて、食べ応えもあり。これまで食べてきた和歌山産レトルトカレーの中でもいい意味でオーソドックス、飽きのこないおいしさにあふれている。家に備蓄されていたら、結構うれしいかも。

海上自衛隊は海に出ると曜日の感覚が把握できなくなるため、毎週金曜日にカレーを食べるという慣習があるらしいけど、この原稿の公開日は水曜だとしっかり認識できていて、どうやら締め切りも守れそうだ。それにしても投稿30分前に公開準備するという、ゆらゆら波打つ安定感のなさよ。

2024.10.16公開)