(以下、ニュースリリースを転載)
1920年代後半のトーキー(発声映画)の登場まで、映画のフィルムには音がありませんでした。その頃の映画を、現代では「サイレント映画(無声映画)」と呼びますが、しかし、当時の映画館が決してサイレント=静かだったわけではありません。楽士という専門の音楽家が、ピアノを中心とした楽器の生演奏で、スクリーンに映しだされる映像に、音楽の彩をそえていました。そうした、当時の劇場の雰囲気を再現するのが、今回のイベント『音楽と無声映画』です。
楽士の鳥飼りょうさんによるピアノでの生伴奏とともに、ジャンヌ・ダルクの異端審問裁判の様子と、揺れ動く心の機微を、カール・テオドア・ドライヤー監督が描いた1928年の傑作『裁かるゝジャンヌ』をお楽しみください。
裁かるゝジャンヌ ものがたり
ジャンヌ・ダルクは百年戦争で祖国の地を解放に導くが、敵国で異端審問を受け司祭からひどい尋問を受ける。「真実だけを述べる」と誓い、神への思いと自分の弱さに迷い苦しんだ末、ジャンヌは自ら火刑に処される道を選び処刑台へと向かっていくが……。
音楽と無声映画 vol.1 裁かるゝジャンヌ
日時 5月25日(土)午後5時開場 午後5時30分開演
上映前後に解説・トークコーナーあり
場所 本町文化堂 2階(和歌山市本町3丁目6)
主催 本町文化堂/協力 シネマ203
料金 2500円
予約サイト
https://www.books-plug.com/xo_event/240525/
予約・問い合わせ
本町文化堂
TEL.073・488・4775
https://www.books-plug.com/
シネマ203
TEL.090・8172・7074
https://cinema203.com/
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